走るロボコップ!?　ヒョンデから奇抜なスタイリングが目を惹くコンパクトSUVタイプのEV、「コナ」登場

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ゼロエミッション・モデル専用ブランドとして日本再上陸を果たしたヒョンデが「アイオニック5」に続く、電気自動車=バッテリーEV（BEV）の第2弾となるコンパクトSUVタイプのBEV、「コナ」の販売を開始した。

Cセグメント・サイズのSUVスタイル

アイオニック5よりひと回り小ぶりな、全長×全幅×全高＝4355×1825×1590mm、ホイールベースは2660mmというボディ・サイズを持つコナ。エクステリアは、シームレスホライゾンランプと銘打った前後の一文字のライトが特徴的だ。フロントはデイタイム・ライトで、ヘッドライトはバンパーの左右に配されている。ボディ・サイドはダイナミックな面構成を採用し、未来的なデザインとしている。空気効力係数（Cd値）は0.27で、電力消費低減を実現した。ボディ・カラーは、モノトーンが日本専用色のデニムブルーマットを含む6色、ルーフをアビスブラックパールとした2トーンが3色用意される。

インテリアはオーソドックス

インテリアはアイオニック5同様、大型の液晶パネルを2つ組み合わせたインパネを採用。電子制御シフトレバーをステアリング・コラムに設置することでセンターコンソールのスペースを拡大。後席は前席背後の形状を工夫し、フラットなフロアと組み合わせて広い足元スペースを確保している。リクライニング機構も備える。積載スペースはフロントが27リッター、リアが466リッターだ。

パワートレインは2種類。エントリー・グレードの「カジュアル」は135ps/255Nmのモーターと48.6kWhのバッテリー、上位3グレードは204ps/255Nmと64.8kWhの組み合わせで、いずれも前輪を駆動する。WLTCモードの航続距離は、カジュアルが456km、中間グレードの「ヴォヤージュ」が625km、上位グレードの「ラウンジ」と「ラウンジ・ツートーン」が541kmだ。

ワンペダル運転も可能

回生ブレーキはステアリング裏に備わるパドルで強弱の調整ができ、最強時はワンペダル運転が可能。さらに、前方の交通状況に応じて自動調整するスマート回生機能も備わる。充電ステーション到着前にバッテリー温度を最適化し充電時間を短縮するバッテリー・プリコンディショニング2を初採用。また、外部給電に対応する。

価格は399.3万〜489.5万円となっている。

文＝関耕一郎

（ENGINE WEBオリジナル）

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