2024.01.03

CARS

【23年版イギリス車ランキング】第1位は武田公実が「クロカン愛好家やシティオフローダーに加え、エンスー御用達としても確たる地位に!」と太鼓判のあのクルマ!

雑誌『エンジン』の大人気企画、「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」。現在買える新車の中から注目の100台を選ぶという企画だ。41人の自動車ジャーナリストと編集部員による選考委員に、2023年は36人のエンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員を加えた77人が、2023年の今だからこそ買いたいと考えるクルマを1位から20位まで(EPC会員は5位まで)を選び投票。選出されたクルマにはそれぞれ順位によって1~20ポイントの点数が与えられ、注目の100台が決定する。

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今回は、「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」でランキングされたクルマを国別に再集計。ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、アメリカ、日本の6か国それぞれの上位20台を発表する。

昨年はケータハム・セブンが第1位だったイギリス車が、今年は新顔に世代交代。新しい時代を引っ張るあのクルマが第1位!

※選考車両は、2023年7月にラインナップされていたものです。

第20位 ベントレー・フライングスパー
(4.0リッターV8ツインターボ~/フロント・エンジン4WD/デュアルクラッチ式8段自動MT)
恐ろしく贅沢で優雅なのに、“ジョンブル魂”を忘れていない硬派のラグジュアリーサルーン。ワインディングロードを攻めたときに真価を発揮する。(大谷達也さん)

第20位 ベントレー・フライングスパー

第19位 ミニ・クラブマン(JCW含む)
(1.5リッター直3ターボ~/フロント・エンジン前輪駆動(FF)、4WD/デュアルクラッチ式7段自動MT~)
小さな高級車なんていうフレーズがありましたが、とにかくオシャレのひと言ですよね。観音開きのバックドアは、使い方次第ではとても便利。(竹岡圭さん)

第19位 ミニ・クラブマン(JCW含む)

第18位 ミニ(コンバーチブル、JCW含む)
(1.5リッター直3ターボ~/フロント・エンジン前輪駆動(FF)/デュアルクラッチ式7段自動MT~)
“永遠のアイドル”的存在。可愛いルックスとキビキビした走り。居住性の高い4シーター・オープンモデルがラインナップされるのも魅力。(佐藤久実さん)

第18位 ミニ(コンバーチブル、JCW含む)

第17位 マクラーレン765LT(スパイダー含む)
(4.0リッターV8ツインターボ/ミドシップ後輪駆動(MR)/デュアルクラッチ式7段自動MT)
息詰まるほどの動力性能もさておき、マクラーレンはフットワークやインターフェースの情感で惚れさせるクルマ。それをサーキットで慈しむための1台です。(渡辺敏史さん)

第17位 マクラーレン765LT(スパイダー含む)

第16位 マクラーレンGT
(4.0リッターV8ツインターボ/ミドシップ後輪駆動(MR)/デュアルクラッチ式7段自動MT)
普段使いできる地味めのスーパーカーが昔から好き。ホンダNSXとかアウディR8とか。最新型はどれも乗りやすいけど真に実用的なモデルはコレだけ。乗り心地よく、段差とかさほど気にならず、荷物もある程度積めて、理想的。超優秀な長距離ランナーだし。(西川淳さん)

第16位 マクラーレンGT

第15位 アストン・マーティン・ヴァンテージ(ロードスター含む)
(4.0リッターV8ツインターボ/フロント・エンジン後輪駆動(FR)/8段AT)
英国のクラフトマンシップと気品、そして伝統に裏付けられたスポーツカーはアストン・マーティンの右に出るものはない。そしてスポーツカーを熟知したレイアウトとコックピットはまたハンドルを握りたくなる。あのキレ味をまた味わいたい。(日下部保雄さん)

 第15位 アストン・マーティン・ヴァンテージ(ロードスター含む)

第14位 モーガン・プラス・フォー
(2.0リッター直4ターボ/フロント・エンジン後輪駆動(FR)/6段MT、8段AT)
戦前のスタイリングを持ったクルマを新車で買えることに感謝。めっちゃ古いデザインなのにいまでもカッコイイというのが凄い。欲しい。(荒井寿彦さん)

 第14位 モーガン・プラス・フォー

第13位 アストン・マーティンDBX
(4.0リッターV8ツインターボ/フロント・エンジン4WD/8段AT)
DBグリルにダックテール、ハンドクラフトが創り出すエレガントスポーティな室内空間。その上、走りはSUVというよりスポーツカーなのだから憧れちゃう。(飯田裕子さん)

第13位 アストン・マーティンDBX

第12位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル含む)
(2.0リッター直4ターボ~/フロント・エンジン後輪駆動(FR)、4WD/8段AT)
そもそもスポーツカー・ブランドだから2シーターが真骨頂。XK120、Cタイプ、Dタイプ、Eタイプを運転したことがあるけど、その流れを汲むのはコレだけ。(九島辰也さん)

 第12位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル含む)


第11位 アストン・マーティンDB11(ヴォランテ含む)
(4.0リッターV8ツインターボ~/フロント・エンジン後輪駆動(FR)/8段AT)
電動化準備中のアストン・マーティンだけれど、V8搭載のGTは捨てがたい。進化版として、500kW(680ps)へパワーアップし、電子制御ダンパーなど新採用し、デザインもリフレッシュしたDB12はGTとしての洗練度を高めている。(小川フミオさん)

第11位 アストン・マーティンDB11(ヴォランテ含む)


第10位 レンジローバー・スポーツ
(3.0リッター直6ターボ~/フロント・エンジン4WD/8段AT)
オフロードでの走破性とオンロードのハンドリングという相反する要素を高次元で見事に融合させ、そのうえでレンジローバーらしいラグジュアリー性能も徹底的に磨き上げているのだから、脱帽するよりほかない。うーむ、欲しい。(桐畑恒治さん)

第10位 レンジローバー・スポーツ


第9位 マクラーレン720S(750S、スパイダー含む)
(4.0リッターV8ツインターボ/ミドシップ後輪駆動(MR)/デュアルクラッチ式7段自動MT)
跳ね馬も猛牛も電動化に邁進する昨今、720Sのコンセプトがそのまま後継の750Sに踏襲されたのは何よりの朗報。そしておそらくマクラーレン最後の純ICEのスーパー・スポーツカーに。人馬一体という表現が、世界一似合うクルマ。(上田純一郎さん)

第9位 マクラーレン720S(750S、スパイダー含む)

第8位 マクラーレン・アルトゥーラ
(3.0リッターV6ツインターボ+モーター/ミドシップ後輪駆動(MR)/デュアルクラッチ式8段自動MT)
このアルトゥーラで、マクラーレンは大きく変わったと思う。V6ツインターボ・エンジンとモーターの組み合わせで680psを発揮。新開発した8速DCTも素晴らしいフィーリングだ。それ以上に注目できるのはクオリティの向上。それが高い満足感につながる。(山崎元裕さん)

 第8位 マクラーレン・アルトゥーラ


第7位 ロールス・ロイス・ゴースト
(6.6リッターV12ツインターボ/フロント・エンジン4WD/8段AT)
超豪華なサルーンの後席は、快適性が桁外れに良いことは乗らなくてもわかるが、2.5トンの重量級のボディでもワインディングロードを軽快に駆け抜けることができるから驚きだ。二代目になりスポーツカーのようなラグジュアリーサルーンになった。(菰田潔さん)

第7位 ロールス・ロイス・ゴースト


第6位 アストン・マーティンDBS(ヴォランテ含む)
(5.2リッターV12ツインターボ/フロント・エンジン後輪駆動(FR)/8段AT)
スポーツカーらしい速さと荒々しさとは別に、長距離を快適にこなす優しい乗り味。アストンらしい優雅さを形にすると、DB11になるが、既にDB12が控える。という事で現行モデルにそんな想いを巡らせると最高峰のDBSにたどり着く。(桂伸一さん)

第6位 アストン・マーティンDBS(ヴォランテ含む)


第5位 ロータス・エミーラ(i4、V6含む)
(2.0リッター直4ターボ~/ミドシップ後輪駆動(MR)/6段MT、6段AT、デュアルクラッチ式8段自動MT)
軽量かつ空力に優れたコンパクトでシンプルなシャシーという最小限の要素で、最大限のメカニカルグリップと爽快なハンドリングを実現するという、チャップマン・イズムの継承者。仏製のライバルに対し6MTを選べるのも高ポイント。(藤原よしおさん)

第5位 ロータス・エミーラ(i4、V6含む)


第4位 レンジローバー(LWB含む)
(3.0リッター直6ターボ~/フロント・エンジン4WD/8段AT)
あまりにも美しいけれど、乗ったらさらに凄かった。この乗り心地の良さは何なんだ。こんなサスがこの世にあったのか。2000万円は安い。安すぎる。(清水草一さん)

第4位 レンジローバー(LWB含む)


第3位 ベントレー・コンチネンタルGT(コンバーチブル含む)
(4.0リッターV8ツインターボ~/フロント・エンジン4WD/デュアルクラッチ式8段自動MT)
「一度はベントレーオーナーになる!」、それがこいつを選んだ最大の理由。しかも、どこから見てもカッコよくパワーも十分。それにエアサスのセッティングは最高でアグレッシブに攻めても破綻なし。W12に憧れるけど長く付き合うならV8かな。(九島辰也さん)

第3位 ベントレー・コンチネンタルGT(コンバーチブル含む)


第2位 ケータハム・セブン
(0.66リッター直3ターボ~/フロント・エンジン後輪駆動(FR)/5段MT)
とにかく簡素で軽いから、走ればすこぶる楽しい。なのに、燃費は良くてタイヤも減らないし、雨の日は乗りたくならないから、たまに走るだけで大満足。「走るシーラカンス」のような古い設計だが、これぞ現代にぴったりのエコスポーツカーなのかも。(佐野弘宗さん)

第2位 ケータハム・セブン

第1位 ランドローバー・ディフェンダー(90,110,130含む)
(2.0リッター直4ターボ~/フロント・エンジン4WD/8段AT)
クロカン愛好家やシティオフローダーに加え、エンスー御用達としても確たる地位を築いたディフェンダー。最もピュアな90でも、あの極上ディーゼルが選べることになったのは重要なトピックだ。(武田公実さん)

第1位 ランドローバー・ディフェンダー

(ENGINE2023年9・10月合併号)

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