2023.12.23

WATCHES

アンダー100万円の“価格を超えた価値ある”時計はこれだ! Xmasプレゼントに最適「SWATCHとブランパンのコラボ・ウォッチ」をエンジン時計委員会が、理性と欲望で熟考チョイス

SWATCH バイオセラミックスキューバフィフティファゾムス 6万500円

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いつまで続くのか物価高に円安。時計もだんだん遠ざかっていくかのような気がする今日このごろ。しかし高品質で近づきやすい価格の時計も実際にたくさん存在しているのもまた事実。技術の進歩により、ムーブメントの進化と高性能化、外装の洗練は格段に進み、いわゆるミドルレンジにおいても高額品に肩を並べるモデルは少なくないのだ。そこで最近のモデルの中から“価格を超えた価値”ある時計をエンジン時計委員会が厳選。日常生活で着けて楽しむのに最適な7モデルから、今回はスウォッチのコラボ時計の第2弾を取り上げる。さて、あなたならどれを手に入れる?

柴田充のイチオシ
SWATCH バイオセラミック スキューバ フィフティファゾムス 6万500円
“時計の楽しさを次世代につなぐ”意義あり



テーマを聞いて迷わず挙げたのが、スウォッチと名作ダイバーズのコラボモデルだ。昨年登場した「ムーンスウォッチ」に続くスウォッチグループ内のブランド横断第二弾になる。主導したグループCEOのニック・ハイエック氏は、高級時計が主流になる中、多くの人々に手が届くラグジュアリーの提案の必要性を感じたことを理由に挙げ、「たとえ(入手困難な)エクスクルーシブであっても、エクスクルード“排除”はしない」と取材に答えている。それはビジネス以上に、スイス時計を担うグループの責務であり、時計の楽しさを次世代につなぐ意義がある。バイオセラミックによりカラフルになった「フィフティファゾムス」は、誕生70年の歴史を軽やかに超える。内蔵する「SISTEM 51」はわずか51部品からなる自動巻きムーブメントで、グループに共通する最先端エンジニアリングが存分に注がれていることはいうまでもない。いわばスウォッチの総力戦。ブティックに並ばなくっちゃ。

文=柴田充

(ENGINE2023年12月号)

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