2023.12.06

CARS

アウディのフラッグシップSUV、Q8の「内燃機関モデル」がマイナーチェンジ! 4リッターV8ツインターボが素晴らしい!

アウディの旗艦SUV、Q8がマイナーチェンジ。

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アウディe-トロンがマイナーチェンジでQ8 e-トロンに改名され、「内燃機関仕様のQ8はどうなるのだろう?」と思っていたが、こちらは電気自動車版とは別に9月にフェイスリフトが実施された。南アフリカで行われた国際試乗会からモータージャーナリストの竹花寿実がリポートする。

ライト周りを変更「目元パッチリ」


今回の変更点は、主にエクステリア・デザインだ。シングルフレームグリルや新デザインのLEDヘッドライト、OLEDリア・コンビランプ、前後バンパーなどが刷新し、一層スポーティなルックスを手に入れている。もともと個性的なルックスなので、印象が大きく変わるほど手を加えなかったのは正解といえるだろう。



パワートレインやシャシーに関しては、基本的に従来から変更はないが、電動パワーステアリングのアシスト量をごく低速域で若干強める制御にすることで、駐車時の取り回しやすさを向上させた。

今回は南アフリカのケープタウンで行われた試乗会で、主にトップモデルのSQ8を中心に試乗。4.0リッターV8ツインターボは従来どおりだが、回転のスムーズさとレスポンスの良さ、そして巡航時の静粛性の高さには改めて感心させられた。それでいて、アクセル・ペダルを深く踏み込めば、V8らしい豪快なエグゾースト・ノートをともなった猛烈な加速が楽しめる。また軽快感のある走りはe-トロンとは別モノ。EVの走りも確かに先進的だが、改めて内燃機関モデルの存在意義を実感させられた。

文=竹花寿実


(ENGINE2024年1月号)

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