コンパクトな3列シートSUVとして日本でも人気を博すメルセデス・ベンツGLBがマイナーチェンジ

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メルセデス・ベンツが日本でも人気の高いCセグメント・サイズで3列シートを備えるSUV、「GLB」のマイナーチェンジ・モデルの導入を開始した。

新しいフロント・マスクを採用

エクステリアは標準仕様がメルセデス・ベンツのSUVに共通するデザインのルーバーを備えるフロント・グリルを採用。スキッドプレート風のパーツをセンターにあしらい、バンパーもSUVらしさを強調する新形状にすることで、左右の開口部を縮小してシャープでスポーティなイメージに仕立てた。

AMGラインはよりアグレッシブに

「AMGラインパッケージ」仕様は、クロームのスリーポインテッドスターを散りばめたシングルルーバー・タイプのフロント・グリルを装備。バンパーも標準仕様とは異なる形状となり、左右のエアインテークの周囲をボディ同色パネルで囲むアグレッシブなスタイリングとなっている。なお。両仕様ともにヘッドライトはシャープな印象を強め、アダプティブハイビームアシストを標準装備する。

リアまわりはテールライトやディフューザーを刷新。新デザインとなるホイールは、標準仕様が18インチ、AMGラインパッケージが20インチ。ボディ・カラーには新色のスペクトラルブルーとローズゴールドが追加された。

素材の一部をリサイクル材に変更

インテリアはリムに静電容量式ハンズオフ検知センサーを備えた最新世代のステアリング・ホイールを採用。センターコンソールのタッチパッドは廃止され、センターコンソール部分のデザインがスッキリとして。シートは中央部に100％リサイクル原料のファブリックを使用する。また、対話型インフォテインメントシステムのMBUXは最新世代となり、オプションでARナビとブルメスター製サラウンドサウンド・システムが用意された。

パワートレインは、「GLB180」の1.3リッター直4ガソリン・ターボと、「GLB200d 4マチック」の2.0リッター直4ディーゼル・ターボの2機種を設定。200dのAMGラインパッケージには走行状況に合わせてエンジン音に演出を加えるスポーティーエンジンサウンドが加わった。

駆動方式はGLB180が前輪駆動（FF）、GLB200d 4マチックが4WD。AMGラインパッケージにはアダプティブダンパーが備わる。

全車右ハンドルのみで、価格はGLB180が638万円、GLB200d 4マチックが694万円となっている。