2023.12.03

CARS

新型マセラティ・グラントゥーリズモのアジア向けお披露目イベントが築地本願寺で開催された

マセラティが、日本を含むアジア7か国向けた新型グラントゥーリズモのお披露目イベントを築地本願寺で開催した。

カスタム・モデルを特別展示

「マセラティ・グラントゥーリズモ・アジア・パシフィック・プレミア」と題したイベントでは、特別仕様車の「75thアニバーサリーエディション」を日本初公開。さらに、カスタマイズ・プログラムの「フォーリセリエ」によって制作されミラノデザインウィーク2023期間中に公開されたワンオフ・モデル3台のうちの2台を特別展示した。



14色のカラーを用いた「プリズム」

実車展示されたのは「プリズマ」と銘打たれた仕様で、14色のカラーを組み合わせた外装が特徴。そのうち12色は1947年の「A6 1500」に用いられたアマラントや1973年の「カムシン」に設定されたロンシャンゴールドなど過去モデルの特徴的な塗装色で、残る2色は未来を見据えたものだという。さらに、8500以上の文字が手作業で記されている。

もう1台のバーチャルでの展示となった「ウロボロス」。電気自動車=バッテリーEV(BEV)モデルの「フォルゴーレ」をベースに、ストリートファッションを手がけるデザイナーの藤原ヒロシ氏が手がけたデジタル・モデルで、蛇をモチーフにデザインされている。



歴史とともに歴代の名車も登場

このほか、境内にはグラントゥーリズモのルーツともいうべき「3500GT」とフェラーリ傘下時代最初のモデルである「3200GT」も登場。入り口から本殿へ向かう廊下には、グラントゥーリズモの歴史を辿るパネルなどが掲示された。

新型マセラティ・グラントゥーリズモの日本仕様は、まず490ps/600Nmの「モデナ」と、550ps/650Nmの「トロフェオ」の2タイプが設定される予定で、どちらもいずれもネットゥーノと呼ばれる副燃焼室を備えた3.0リッターV6ツインターボを搭載する。これらに加え、761ps/1350Nmの3モーターBEVのフォルゴーレが今後導入される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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