2023.12.30

CARS

最大のライバルは弟のLBXか!? レクサスUXがすべて電動モデルにするなど一部改良を実施

レクサスがCセグメント・サイズのSUV、「UX」の改良モデルを発表した。

ハイブリッドとBEVのみに

今回の変更ではラインナップを変更。すでに生産終了が発表されていたガソリン・モデルが落ち、ハイブリッドの「UX300h」が4グレード、電気自動車=バッテリーEV(BEV)の「UX300e」が2グレードの電動化モデルのみとなった。



ボディにも手を加える

全車とも、ラジエーター・サポートブレースの追加やロアバックの強化、サスペンション締付トルクの強化によりボディ剛性をアップ。さらにライントレースやフラットボディ制御を見直すことで操縦安定性を高めるとともに、前後制動力配分の制御を見直すことで安心感と快適性の向上を図った。ダンパーやEPS(姿勢安定制御)の制御も見直し、走り込みによりドライバーの意図に忠実でリニアな応答を追求した。またドライバーの意図を加速度センサーで読み取り、制動力と駆動力を制御。アクセルオフ時の減速アシストや再加速アシストによりクルマとの一体感を高めたという。

快適性の面では、ルーフの減衰材を高減衰タイプに変更し、また各部に制振材を追加することにより走行時のノイズ低減など静粛性向上を実施した。インテリアは12.3インチのフル液晶メーターを新採用している。



BEVは203psで、航続距離は512km

UX300hのパワートレインはシステム出力199psの2.0直4リッター・ハイブリッドで、152ps/188Nmのエンジンに113ps/206Nmのモーターを組み合わせる前輪駆動と、さらに41ps/84Nmのリア・モーターを積む4WDが用意される。

UX300eは203ps/300Nmのフロント・モーターで前輪を駆動するBEVで、72.8kWhのバッテリーで512kmの走行が可能。急速充電の性能向上により充電時間を約25%短縮した。なお4WDの設定はない。

価格は、UX300hが455.9万〜565.7万円、UX300eが650万〜705万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement