2024.09.27

CARS

実は、アシにお金のかかったホットハッチだった! 右ハンドルの6MTもあったミトは、どんなアルファ・ロメオだったのか?【エンジン・アーカイブ「蔵出しシリーズ」】

アルファ・ロメオの新車が285万円だったなんて、信じられない

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【エンジン・アーカイブ「蔵出しシリーズ」】ご存じ中古車バイヤーズ・ガイドとしても役立つ雑誌『エンジン』の過去の貴重なアーカイブ記事を厳選してお送りしている人気企画の「蔵出しシリーズ」。今回は、コンパクトなホットハッチを取り上げた2009年7月号のアルファ・ロメオのミトのリポートを紹介する。1.4リッター・ターボ+6段という組み合わせで上陸したアルファ・ミト。山道でも楽しいけれど、街でも我慢要らずの洗練されたスモールカーだった。

眼がチャーム・ポイント

女性が眼の周りに熱心に化粧をする気持ちが、少しだけ分かったような気がした。

試乗会会場の駐車場にずらりと並んだ、赤、白、黒のミトはそれぞれ表情が違って見えたのだ。つぶらな瞳の縁を囲むリングがどれも標準の光沢仕上げクロームのままだから、ボディ・カラーとのコントラストのつきかたが色によって異なってくる。

ひとめでアルファと分かるダッシュボード。ナビはオプション。ペダルのオフセットはほぼなし。ただし、相互の間隔は小さめだ。

アルファのデザイン部門はそこのところは先刻ご承知のようで、オプションで4種類のヘッドライト・リングが選べるようになっている。サテン仕上げのクローム、チタニウム、マット・ブラック、それにボディ同色。日本市場用に設定されたボディ色は先の3種類だから、のべ7種類のパーツが用意されていることになる。

そして、このオプションは同じ内容でリアのコンビライトのリングとドア・ミラーにも反映させることができる。かつての156や147の前期型にもまして、眼がチャーム・ポイントとなっているミトならでは、というべきだろう。


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