2024.04.12

LIFESTYLE

ALFA ROMEO R.Z.×Dior スタイリスト・祐真朋樹の「乗る車 × 着る服」

スタイリスト、祐真朋樹が話題のクルマに合わせた、旬なファッションをスタイリングするシリーズ「乗る車×着る服」。今回のクルマは、1989年に登場した2ドア・クーペ『S.Z.(Sprint Zagato)』のオープンモデルとして、1992年に登場した『R.Z.(Roadster Zagato)』。フィアット・グループの原案をもとにカロッツェリア・ザガートで仕上げられた『S.Z.』と『R.Z.』は、その強烈な個性を放つデザインにより“イル・モストロ(イタリア語で怪物)”とも呼ばれた。

伝統をリスペクトしながら

『R.Z.』に合わせた服は、ディオールの2024年サマー・コレクションからセレクトしたジャケット・スタイル。ディオールのアトリエが誇るサヴォワールフェール(匠の技)と、『R.Z.』の比類なき孤高のデザインの共演である。

ジャケット46万円、シャツ16万円、トラウザーズ36万円※参考価格、ビーニー35万円※参考価格、シューズ22万円(ディオール/クリスチャンディオール Tel.0120-02-1947)

ニット25万円、カーディガン46万円、トラウザーズ52万円、ネックレス12万5000円、サングラス8万8500円(ディオール/クリスチャン ディオール Tel.0120-02-1947)

ALFA ROMEO R.Z.


1989年のジュネーブ・モーターショーで発表された『S.Z.』は、アルファ・ロメオの創立75周年にデビューしたセダン『75』(1985~1992年)のメカニズムやパーツを流用し開発された。

今回の撮影車両『R.Z.』は、1991年の『S.Z.』の生産終了後に350台限定という生産計画とともに東京モーターショーにて発表されたが、実際の生産は278台(諸説あり)だったとも言われている。製造はミラノのザガート・ファクトリーで行われ、プラスチック製のボディパネルはイタリアのカープラスト社とフランスのストレイタム社が製造を行った。

3.0リッターV型6気筒SOHCを搭載、5段MTを介して後輪を駆動、最高出力210psを発揮する。全長×全幅×全高=4060×1730×1310mm。


問い合わせ=スクーデリア46 Tel.03-3401-8880

ジャケット83万円、ニットポロ12万円、シャツ16万円※参考価格、トラウザーズ52万円、ソックス※参考商品、シューズ21万円(ディオール/クリスチャン ディオール Tel.0120-02-1947)

ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦淳司 ヘアメイク=HIRO TSUKUI モデル=IVOR 

(ENGINE2024年5月号)

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