チューダーブラックベイ　この価格でGMTとは驚き！　探検隊が使用した歴史的な時計の現代版

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GMTウォッチのベストセラー「チューダーブラックベイプロ」

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旅行にしていくならどんな時計か？　スマートフォンひとつあれば世界各地の時間がひと目でわかる時代だからこそ、エンジン時計委員会はあえてアナログのトラベルウォッチに注目。6本目の今回は、タフな旅の相棒として絶大な信頼があるチューダーのグラックベイを取り上げる。

GMTウォッチのベストセラー「チューダーブラックベイプロ」

探検隊が使用したチューダーの歴史的なツールウォッチから想を得たこのモデルは、第二時間帯の表示を可能にするGMT機能を搭載。通常の時針は前後どちらにも1時間単位で移動ができ、ローカルタイムに素早く調整が可能。また24時間で1周するイエローの細長いスノーフレーク針が固定ベゼルの目盛りを指してホームタイムを表示する。自動巻き。パワーリザーブ約70時間。ステンレススティール、ケース直径39mm、200m防水。59万700円。

「タフな旅にはタフなGMTを」高木教雄

30代のころ、電車やバスを乗り継いでインド各地を訪ねまわった。その時着けていたのが、1960年代製のチューダーだった。そして再びインドを訪ねるなら、この時計を選ぶだろう。筋目仕上げのプレーンなスティール製ベゼルに24時間目盛りを切った無骨でタフなGMTウォッチは、トラブルが当たり前のインド旅行の心の支えになってくれるはず。

（ENGINE2024年5月号）

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