2024.07.20

CARS

クルマは「自由な時間をくれる相棒」という漫才師のオール巨人さん 愛車は5リッターV8マニュアルの素敵なBMW Z8

巨人師匠の愛車は5リッターV8マニュアルのあのクルマ!

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最近買ったレジェンド

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現在はBMW Z8、ホンダ・レジェンド(初代)、メルセデス・ベンツCLS350 4マチックの3台を所有している。

「普段のアシはCLSですね。ホンダ・レジェンドは最近購入しました」

本連載34回に登場したテンダラーの浜本広晃さんの動画で見たことがある。新車と見紛うばかりの純白のレジェンドだ。

「近所の喫茶店に入ったら駐車場に旧いミニが停まってたんです。綺麗なクルマだなあ、あれ誰のだろう? って話をしてたら、お客さんのひとりが“僕です!”って。旧いクルマの仲介をやってる人だったので、何かあったら教えてと伝えると、3日もせずにメールが来ました。そのなかにレジェンドがあったんです。もう、懐かしくてね」

レジェンドを最初に買ったときは、仕事がブレイクし最も元気な時代だったのだという。

「当時は大きなクルマだと思ってましたけど、いま乗るとすごく小さい。めちゃくちゃ運転がラクですわ。ハンドル軽いし」

レジェンドでのロング・ドライブはやっていないけれど、祇園花月へ行くぐらいなら不安はないそうだ。

BMW Z8/オール・アルミ製ボディの流麗な2座オープンは2000年に発売され、2003年に生産を終了した。


ハードトップ付きZ8、レジェンド、そしてCLSというラインナップは、今月号の特集で言えばまさにクーペ派である。

「クルマ選びの最初の基準は見た目ですね。やっぱりカッコいいクルマに乗りたい」

巨人師匠にとってクルマとは?

「自由な時間をくれる相棒やね。漫才の相棒とはまったく違う。ひとりになれるしね。僕はひとりで動くのが好きで、クルマで四国をまわったり、フェリーで九州へ渡りロング・ドライブを楽しんでます」

巨人師匠から発せられるエネルギーは、大好きなクルマが元になっているのかもしれない。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=筒井義昭 取材協力=ジーライオンミュージアム


オール巨人
1951年、大阪生まれ。漫才コンビ「オール阪神・巨人」で主にボケ担当。デビュー直後から爆発的な人気を博し、上方漫才コンビの正統派として確固たる地位を築く。「上方漫才大賞」、「上方お笑い大賞」、「花王名人大賞」、「芸術選奨文部科学大臣賞」など数々の賞を受賞、2019年には「紫綬褒章」を受章した。現在も劇場での漫才にこだわり、「なんばグランド花月」などの舞台に立ち続けている。出演情報は「吉本興業ホームページ」にて。

◆あの人のクルマ、この人の人生が面白い! 「我が人生のクルマのクルマ」の連載一覧はこちら!!


(ENGNE2024年6月号)

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