2024.10.15

LIFESTYLE

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エチケットにはシチリアに自生する美しいハーブや花々が! 世界的ワイナリー、プラネタ社が新パッケージにこめた揺るぎなきコミットメント

東京都港区にあるイタリア大使館の庭にて。美しいエチケットが日本庭園にも映える。

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シチリア・ワインのイメージを一新したワイナリー、プラネタ社が、創業時からつくり続けている「ラ・セグレタ」のパッケージが生まれ変わった。それは自然環境に配慮する同社の姿勢を前面に押し出したものだった。

シチリアの自然を守りながら……

地中海最大の島シチリアでワインづくりがはじまったのは、紀元前8世紀頃。ブドウ栽培に適した温暖な気候であるうえに、古くから地中海交易の要衝であったことから外部から様々なブドウ品種が持ち込まれた結果、バラエティに富んだ土着品種に加え、シャルドネやメルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラーといったお馴染みの国際品種がこの島で育てられるようになったという。

だが、これだけの恵まれた環境、長い歴史を持つにもかかわらず、シチリア・ワインの国際的な評価はつい30年ほど前まで低いものだった。つくられるワインの多くが液体のまま輸出され、消費国で瓶詰めされるような大量生産型のバルク・ワインで、ワイン愛好家には見向きもされない代物だったからである。


Wine Family of the Yearとして表彰されたプラネタ家のみなさん。中央にいるのが醸造責任者でCEOのアレッシオ・プラネタさん。その右がフランチェスカさん、左がサンティさん。

そんなシチリア・ワインの負のイメージを一気に覆したのが1985年に設立されたワイナリー、プラネタ社だ。もともとプラネタ家は300年前からブドウ栽培に携わってきた地元の名家で、当主であるディエゴ・プラネタ氏を中心に、醸造責任者でもある現CEOのアレッシオ・プラネタ氏らによるファミリー・ビジネスとしてワインづくりをスタートさせた。1994年にシチリア南西部、ウルモ・ワイナリーで誕生した同社の「シャルドネ」は世界的に高い評価を得ることに成功。それまでの”安かろう、悪かろう”といったシチリア・ワインのイメージを払拭し、プラネタ社はもちろん、そのほかシチリアの生産者たちの多くが、世界へ進出するための道を切り開いたのである。

現在はシチリアの5つのエリアに合計400ヘクタールのブドウ畑、7つのワイナリーを所有するプラネタ社。その実力のほどは、イギリスの権威ある飲料業界誌「Drinks International」が発表する“世界で最も称賛されるワイン・ブランド BEST50”に毎年、選ばれていることからもうかがえる。また醸造責任者のアレッシオ・プラネタ氏は昨年、世界的なワイン評価ガイド「WINE ENTHUSIAST」のWINE STARAWARDSにて年間最優秀ワイン・メーカー賞を受賞。これはイタリア人として4人目、16年ぶりとなる快挙である。さらに今年は著名なワイン・ジャーナリストで構成される「MEININGER AWARD 2024」においてプラネタ家がWine Family of the Yearとして表彰された。

プラネタ社のワインのラインナップはこちらから


新しいパッケージで生まれかわった「ラ・セグレタ」。右の「ラ・セグレタ・ビアンコ」はフレッシュでバランスに優れた白ワイン。野菜料理やシーフードのカルパッチョなど、軽めの食事によく合う。左の「ラ・セグレタ・ロッソ」は柔らかくてスムーズなタンニンが特徴的。デイリーワインとして、パスタ料理や軽めの肉料理に最適。そのほか100パーセント、グリッロを使用した白ワイン、100パーセント、ネロ・ダーヴォラを使用した赤ワインがある。

ファースト・ヴィンテージから約30年間でシチリアが誇る世界的なワイン・メーカーとして不動の地位を築いたプラネタ社だが、彼らの挑戦は今も続いている。同社では自然環境に配慮しながら行うオーガニック栽培でのワインづくりを徹底しており、2021年以降、所有するすべての畑でオーガニック認証を取得。また10年以上にわたり、シチリア独自のワインづくりに関するサステナビリティ認証プログラム、ソステインのプロトコルを遵守し続けている。

今年5月、アレッシオ・プラネタ氏が来日し、東京のイタリア大使館で“ラ・セグレタ ボタニカル・ツアー”と銘打ったプレス向けの発表会を行った。シチリアの州都、パレルモからニューヨーク、オスロ、そして東京、ロンドンへと続いたこのツアーの目的は、同社が創業当初からつくり続けている「ラ・セグレタ」というワインの、新たなパッケージのお披露目。ボトルは100パーセント、シチリア島内で分別収集されたリサイクル・ガラスからつくられており、重さはわずか410グラム。エチケットの素材も、すべてリサイクル紙と代替繊維を使用している。また二酸化炭素の排出量を大幅に削減する目的で、輸送の際の距離もできる限り短縮しているそうだ。

さらに、新しいボトルで象徴的なのは、エチケットにあしらわれた絵である。シチリアに自生するハーブや花々が描かれており、まさにこの島が持つ自然の力強さ、そして美しさを表現する。これからもシチリアのかけがえのない遺産を守り続けながら、世界へ向けた高品質なワインをつくり続けていく。「ラ・セグレタ」のパッケージが表わすのは、そんなプラネタ社の揺るぎなきコミットメントなのだろう。

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シチリアのハーブや花々があしらわれた新しいパッケージの「ラ・セグレタ」。



文=永野正雄(ENGINE) 

お問い合わせ先:輸入元・日欧商事株式会社 TEL.0120-200105

(ENGINE WEB オリジナル)

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