2025.01.11

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60年代の希少モデルを進化させたオーデマ ピゲ 「リマスター02」 ヘリテージデザインながら先進的かつ未来的!

いつもよりオシャレをして、大切な人と素敵な場所に出かける──。そんなときに選びたいのが、ハレの日に相応しいとっておきの腕時計だ。シックで品のいい3針や貴石をちりばめた煌びやかなモデル、さらにはスポーティなクロノグラフから遊び心あふれる個性派まで、身に着けるだけで“ドレッシーな気分”が高まる、15ブランドのタイムピースをセレクト。

ENGINE時計委員がオーデマ ピゲから選んだのは、歴史あるブランドの深淵を体感できる話題作だ。これがオーデマ ピゲ?と驚く向きも多いかもしれない。

ENGINE時計委員の2025年のイチオシはこれ!
オーデマピゲ
リマスター02 オートマティック

 
歴史的なミュージアムピースから着想したヴィンテージルックと最新ムーブメントとを融合したコレクションが「リマスター」。2000年に発表されたレトロなクロノグラフ「リマスター 01」から4年ぶりとなる第2弾は、1960年に7本のみが製作された希少モデルに焦点を当て、最新技術によって現代的にアップデート。型破りな非対称デザインが特徴的な角型ケースを新開発の18Kゴールド合金「サンドゴールド」で作り、ダイアルカラーにオーデマ ピゲのアイコニックな「ナイトブルー、クラウド50」を用いて、唯一無二のデザインを引き立てる。自動巻き。横41mm、30m防水。限定250本。682万円。

敬意を払って着けたい時計 
篠田哲生

“復刻”や“リバイバル”など、過去の傑作を参照したモデルであっても、ブランドによってその表現はさまざまだ。オーデマ ピゲが、あえて“リマスター”と呼ぶのは、基本的には元祖と同じであるが、現代の要求に合わせて進化させているからだ。このモデルはどうだろうか? 左右非対称のケースと幾何学的な平面構成は、1960年に誕生した「5159BA」なるモデルをリマスターしたもの。キレのある斜面やエッジの利かせ方、そしてシャープな筋目模様などは、当時の技術では困難だった仕上げであったことだろう。それをリマスターすることで、理想形へと押し上げたのだ。こういう物語のある時計は、不思議と背筋がシャンと伸びる。だからカジュアルには着けたくはない。

今なおアヴァンギャルド 
柴田 充

リバイバルデザインが人気を呼び、各ブランドも自社のアーカイブを再現するヘリテージコレクションを発表している。その多くが価値はあるものの、やはりクラシックな印象は否めない。オーデマ ピゲのリマスターコレクションも第一弾の01は40年代の古典的なクロノグラフだったが、新作の02は60年代へと時を進めた。モチーフになった「5159BA」は、ジョルジュ・クロワジエ社が手がけ、1960年に7本のみ発売された。左右非対称の異形ケースは未来的で60年以上前とは思えない。当時のオーデマ ピゲはアヴァンギャルドなデザインを発表し、先進性を誇示した。こうしてみるとラグジュアリースポーツの名作ロイヤル オークの萌芽はすでにあったことがわかる。

問い合わせ=オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000

写真=奥山栄一 スタイリング=梶本美代子

(ENGINE2025年1月号)

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