2025.02.03

WATCHES

仏海軍戦闘ダイバー部隊と共同開発 時計ジャーナリスト、高木教雄のイチオシ チューダー ペラゴス アンダー100万円の“価格を超えた価値ある時計”

エンジン時計委員、高木教雄のイチオシ チューダー  ペラゴス FXD GMT“ZULU TIME” 65万1200円

全ての画像を見る
エンジン時計委員会が理性と情熱で熟考チョイス。アンダー100万円の“価格を超えた価値ある時計”はこれだ!「時計愛&好!」では人後に落ちないENGINE時計委員8名が、「自信をもって推せる、あるいは自分で買いたい」100万円以下のタイムピースを厳選。今回のイチオシは今人気のチューダーだ。

advertisement


エンジン時計委員、高木教雄のイチオシ
チューダー ペラゴス FXD GMT“ZULU TIME”
65万1200円

ダイバーズウォッチとしてデザインされた「ペラゴス FXD」と同様に、夜光ダイアルは暗所でも視認性が高い。


フランス海軍の特殊部隊との共同開発で始まったのが「ペラゴス FXD」。海軍航空隊のニーズに応える最新作は、軍事用語で「ズールー時間」と呼ばれる協定世界時間(UTC)を含む最大3つのタイムゾーンを同時に表示するGMT機能を加え、COSCおよびMETAS認定の高精度自社ムーブメントを搭載する。自動巻き。チタン、ケース直径42mm、200m防水。


本物の軍用GMTを、日常使いする悦び


言い出しっぺは、誰だ!? 昨今数を増やしている主時針を単独でリューズ操作でき、現地時間に合わせられる24時間式GMT機構を“True GMT”(真のGMT)と呼んだのは? このペラゴス初のGMTモデルも真のGMTであり、主時針の操作にカレンダーも連動する。“FXD”シリーズは2021年、仏海軍戦闘ダイバー部隊との共同開発で誕生した。そこにGMT機構を追加したのは、仏海軍航空部隊のニーズにこたえるためだ。モデル名にある“ZULU TIME”とは、パイロットが飛行時の基準とする国際標準時の軍事用語。24時間針を目に鮮やかなオレンジ色に染め、指標をお馴染みのスノーフレークとはせず、主時針とは色と形状とで明確に切り分けることでZULU TIMEの視認を確実にしている。さらにペラゴスとしてはこれまた初、マスター クロノメーターも取得。1万5000ガウスの超高耐磁は、やはり戦闘機乗りのニーズに合う。本作は真のGMTにして、真のミリタリー仕様。こんなハイスペックをチューダーは、またまた価格破壊してみせた。問い合わせ=日本ロレックス / チューダー Tel.0120-929-570

(ENGINE2025年2・3月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement