2025.01.22

CARS

来年はこれで参戦して欲しい ダカールラリー仕様の日野レンジャーを軽自動車でNATSの学生が再現

毎年、年明け1月のクルマ関連イベントといえば、日本では東京オートサロンだが、海外ではなんといってもダカールラリーだろう。NATSこと日本自動車大学校が東京オートサロン2025にダカールラリーのマシンをモチーフとしたモデルを出品した。

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ジムニーのフレームに軽トラのキャビン

コンセプトは「Small and Big Rally Car」。2代目スズキ・ジムニーのフレームをベースに軽トラックのスズキ・キャリイのキャビンをドッキング。日野自動車の中型トラックであるレンジャーのダカールラリー仕様に仕立てあげている。



軽自動車で4トン・トラックを再現

ダカールラリー・マシン・レプリカの展示ではそれほど面白くはないが、カミオン部門の名物マシンを軽自動車で再現したというのだから、これは興味津々である。ベースとなったスズキ・ジムニーはキャリイ同様ラダー・フレームを有しているので、架装するにはピッタリだ。

しかも、このジムニーは2代目JA11型の最終年式である1995年式。前後リーフ・リジットのサスペンションを持つジムニーとしては最後のモデルとなる。このラダー・フレームのシャシーに、角張ったキャリイのキャビンと角張ったリア・セクションを組み合わせ、上手にカラーリングを施して見事にミニミニ・レンジャーを作りあげている。

なお、日野レンジャーは現在のダカールラリーには参加しておらず、新型の「600」という北米で販売されているボンネット型トラックにその座を譲った。NATSの生徒さんには是非、来年のオートサロンでは600のダカールモデルにチャレンジしてもらいたい、と思うのであった。



文、写真=諸星陽一

(ENGINE WEBオリジナル)

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