2025.03.03

CARS

次期モデルはどうなるのか 日産が公式サイトでGT-Rの受注が終了を明らかに 生産は8月まで

日産はホームページ上にてGT-Rの新規注文受け付けを終了する旨を明らかにした。

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その文字は小さかった

「GT-Rの集大成」という文字が躍る、日産の公式WEBサイトのGT-R 2025年モデルのページに記された今回の発表。その文字は小さかった。綴られていた内容は下記の通りだ。



公式のコメントは以下の通り

「GT-Rの新規注文受付終了について

NISSAN GT-Rは、多くのお客さまからご注文を頂き、生産を予定している数量のご注文受付を終了いたしました。

2007年の発売以来、長きにわたり多くのお客さまにご愛顧いただき、誠にありがとうございました。」

2025年8月をもって現行GT-Rの生産が終了することは、2024年3月に2025年モデルを発表後に公言されていたが、残り半年の時点で受注を終えた。



次はあるのかないのか、あるならどうなる?

残念ながら、現行GT-Rを新車で手に入れることが難しくなった今、次なる興味は次世代のGT-Rはるのか、あるとすればいつ登場し、どんなモデルになるかに集まる。電動化というステップは踊り場にあると言われているが、まったく何の電動化技術も盛り込まれずに新型車が登場するとは思えない。

パワートレインはどうなるのか? EVなのか、内燃機関が備わるのか。エンジンがある場合は6気筒が維持できるのかにも注目が集まる。ケンメリでS20型の直6エンジンを搭載したGT-Rが終了したのち、6代目スカイラインで4気筒DOHCを積んだ「RS」が登場したが、4気筒であったがためにGT-Rの命名は見送られたと言われている。もっとも、その次の7代目でターボ付きで6気筒DOHCを搭載した「GTS-R」が登場したが、これもまたパフォーマンス不足ということでGT-Rの命名は見送られている。

GT-Rは伝説で終わるのか? それとも新たな歴史を刻むのか? 日産の経営が暗礁に乗り上げているタイミングでの今回のGT-Rの終焉は、日本の、いや世界中のスポーツカーファンにとって一大事であることには違いない。



文=諸星陽一

(ENGINE WEBオリジナル)

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