2025.06.05

CARS

「33インチ9Kの高解像度のLEDディスプレイにびっくり!」 自動車評論家の藤野太一、西川淳、島崎七生人が試乗して驚いたSUVとは?

藤野さん、西川さん、島崎さんが乗ったのはアメリカのあのSUVだ!

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「想像以上にフツー」西川淳

キャデラックと聞くと未だ“身構える”人も多い。ピンク・キャデラックとか、エルドラードとか、最新ならエスカレードなど、いかにもアメリカンな出立ちのモデルを見れば“構えたくなる”気持ちもわかる。

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けれどSUVのXTシリーズやセダンのCTシリーズは、ちょっと毛色が違って、東海岸風のグッとモダンな乗用車たち。それこそアウディやレクサスのような感覚でもっと気軽に付き合って正解だと密かに思っていた。

ラインナップで最もコンパクトなXT4などはその典型だ。

ドライブ・フィールはあらゆる意味において乗用車としては“中庸”、つまり妙な極端さなどまるでなく、よくよく調和が取れている(ただし“左ハンドル・オンリー”であることを除いて)。

クリーンでモダンな印象を与えるキャデラックXT4の室内。インテリアの素材は上質ながら過度な装飾はなく、カジュアルな雰囲気となっている。

動きは軽快で欧州車風だし、フレンドリーなパワートレインながら力も十分。

夜が似合いそうな顔つきや、33インチの巨大なメーターパネルなども気に入った。

同乗したEPC会員は「想像以上にフツー」であることに感心していたけれど、日本のキャデラックにとってそれは今“褒め言葉”だろう。

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