大人カップルに最適！38mmの「ブレゲクラシック 5157」はシェア使いにぴったりの上品腕時計

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エンジン時計委員、高木教雄のイチオシはこれ！　ブレゲクラシック 5157

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エンジン時計委員会が新しいトレンドとしていま注目しているのが「ジェンダーレス・ウォッチ」だ。大径ケース、カラフル文字盤とここ最近の流行りが一段落したいま、新たに注目されているのが静かなる豪奢＝「クワイエット・ラグジュアリー」と「ジェンダーレス」のキーワードだ。今回はそんな注目ウォッチのなかから、エンジン時計委員の高木教雄がこの一本をセレクトした。

エンジン時計委員、高木教雄のイチオシはこれ！
ブレゲクラシック 5157

クラシカルなフルート模様“コインエッジ”ケース、ブレゲのイニシャルが刻まれたリュウズを備える。手彫りギヨシェ模様銀色仕上げのゴールド製ダイアルには、ゴールドカボション・アワーマーカーを配している。高木さんの推しはホワイトゴールド・ケース。自動巻き。ケース直径38mm、3気圧防水、パワーリザーブ45時間。333万3000円。

大人のカップルのシェアウォッチに

以前冬のパリで、大振りな時計をセーターの上から着けて颯爽と歩く女性を見かけ、実にカッコいいと感じた。ヴィンテージから時計の世界に入ったから、個人的には小ぶりなケースが好み。腕時計はサイズ感で性差が付かないと、前々から思っている。とはいえ“ユニセックス／ジェンダーレス”とのお題であれば、一般的にはこれくらい（直径38mm）が丁度いいだろう。

ケースは5.5mm厚と極薄だから華奢な女性の腕にも負担がかからないし、メカに疎くても自動巻きなので普段使いがしやすい。女性のバッグの留め具には、マグネットが多用される。シリコンヒゲゼンマイによる高耐磁も、ユニセックス向きだといえよう。

ミニマルな2針の王道ドレスウォッチではあるが、ギヨシェや青焼きのブレゲ針で個性を発揮し、かつ色気があるのも◎。これならカジュアルなファッションにも、似合ってくれる。ディテールの丁寧な作り込みと仕上げの素晴らしさは、さすがブレゲ。大人なカップルでシェアしてほしい。

問い合わせ＝ブレゲブティック銀座 Tel.03-6254-7211

文＝ENGINE編集部

（ENGINE2025年4月号）

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