2025.05.07

CARS

「加速は顔面から血の気が引いていく感覚」と生方聡(自動車評論家)が驚嘆したクルマとは? 上半期の注目輸入車5台にイッキ乗り!

生方聡さんが乗ったのは、アルピーヌA110 GT、ロールス・ロイス・スペクター、ルノー・アルカナ・エスプリ・アルピーヌEテック・フル・ハイブリッド、マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ、ロータス・エメヤRの5台

全ての画像を見る
今年も乗りまくりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。各メーカーがこの上半期にイチオシする総勢33台の輸入車に33人のモータージャーナリストが試乗! 

生方聡さんが乗ったのは、アルピーヌA110 GT、ロールス・ロイス・スペクター、ルノー・アルカナ・エスプリ・アルピーヌEテック・フル・ハイブリッド、マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ、ロータス・エメヤRの5台だ!

アルピーヌA110 GT「身体の一部になる 」

ふだん乗るVWゴルフGTIよりもさらにコンパクトなサイズでありながら、その存在感やスポーツカーのオーラを強く放つアルピーヌA110。ミドシップの2座ライトウェイト・スポーツというフレーズだけで心躍り、実際にそのステアリングを握ると、ほんの数分でこのクルマの虜になった。

アルミ製シャシーとボディによる軽量設計の恩恵は絶大で、とにかく動きが軽い。動き出しから軽快感にあふれ、走り出せば、どんな路面でもさらりと駆け抜ける、懐の深いサスペンションセッティングには感心するばかり。

アルピーヌA110 GT

さらに、ワインディング・ロードでは、ミドシップならではの回頭性の良さを発揮し、コーナリングの気持ち良さが光る。

最高出力300psの1.8リッターターボは、標準モデルと同じアルピーヌ・シャシーとの組み合わせでもその実力を使い切ることができ、レブリミットまで吹け上がる爽快さをいつでも堪能できるのも楽しい。

あたかも自分の身体の一部のように操ることができる感覚は、まさにこのライトウェイト・スポーツに乗る醍醐味である。

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement