2025.04.12

LIFESTYLE

オニツカタイガーの新シリーズ「ULTI RS(TM) SERIES」を履いてみた! ハイファッションとスポーツの融合 

3月下旬に開催されたオニツカタイガーの新シリーズ発表会。その場でお披露目された、これまでにない新しいシューズを試してみた。

日常とスポーツの垣根を取り払う

2024年に誕生から75周年を迎えたオニツカタイガー。今やジャパン・メイドのシューズ・ブランドとして世界各地で爆発的な人気を誇るようになったが、そのオニツカタイガーが、ブランド誕生100周年を見据えて、新たに開発したのが「ULTI RS(TM) SERIES」(アルティ アールエス シリーズ)である。

ハイファッションとハイパフォーマンスの融合を掲げ、“レジャースポーツ”という新たな視点から開発された本シリーズは、都市とアウトドア、日常とスポーツの垣根を取り払った、あらゆるシーンに対応する柔軟性を特徴とする。その第一弾として3月28日に発売となったのが、トレイルランニングシューズに使用される技術を各部に採用した「TIGTRAIL(TM) RS」だ。





「TIGTRAIL(TM) RS」では、衝撃緩衝材となるゲル(GEL)をかかと部分に搭載。あえてこのゲル部分をデザイン的に目立たせたことで、インパクトのある見た目を実現させた。またミッドソールには、軽量でクッション性に優れたFF BLAST(TM)テクノロジーを採用。そこにトラスティックと呼ばれる、ねじれを抑えるための硬いパーツを組み合わせることで、クッション性と安定性を両立させている。そして菱形の意匠を組み合わせたアウターソールは、様々な路面の状態において優れたグリップ力を発揮する。

この「TIGTRAIL(TM) RS」を履いてみると、最初に驚かされるのがその軽さとしなやかさである。履いた直後から、足の動きが機敏になるように感じられ、そのまま駆け出してみたくなるような衝動に駆られた。また左右前後に体重を移動させても、靴がしっかりと床を捉えている感覚があり、上体がぶれることがない。筆者が試したのはオイスターグレーというシックな色合いのものだったが、これなら平日の出勤時でも、休日のお出かけ時でも、あらゆるシチュエーションにおいて違和感がない。





カラーはこのオイスターグレーのほかホワイト、クラシックレッド、ブラックの4色が先行販売され、秋以降にピンク、イエロー、ブラウンが追加される予定だ。またランニングシューズとバスケットボールシューズにそれぞれ着想を得た「TIGRUN(TM) RS」、「TIGCOURT(TM) RS」も同じくこの秋以降に発売される。

たとえアスリートでなくとも、日々のウォーキングを気軽に、スポーティに楽しませてくれる。「ULTI RS(TM) SERIES」はまさにそんな新しいシューズである。

■「TIGTRAIL(TM) RS」は2万9700円(税込) 世界12カ国の店舗とオンラインで販売中

文=永野正雄(ENGINE編集長)

(ENGINE Webオリジナル)

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