2025.05.01

CARS

BMW 5シリーズのロング仕様が日本上陸 5シリースと7シリーズのギャップを埋めるニュー・カマー

BMW 5シリーズに追加されたのはロング・ホイールベースの525Liとi5 eドライブ35L

全ての画像を見る
BMWジャパンは5シリーズにロング・ホイールベースの「525Li」と「i5 eドライブ35L」を追加設定した。

日本市場初の5シリーズ・ロング

これまで、5シリーズ(と3シリーズ)のロング版は中国市場へ投入されていたが、日本での正規販売は初となる。



全長は5175mmと、標準ボディより115mm延長。ホイールベースは110mm長い3105mmで、7シリーズの3215mmと比べると両者のちょうど中間に位置する。

内燃エンジンの525Liは最高出力/最大トルクが190ps/310Nmの2リットル直4ターボと8段ATに、11ps/25Nmの48Vマイルド・ハイブリッド・システムを組み合わせる。BEVのi5eドライブ35Lは、型式認定取得前で諸元は未公表だが、中国仕様は286ps/410Nmとされている。



エクステリアは、リア・ドアが延長されているほか、Cピラー周辺の造形も変更されおり、シルバーの加飾パネルには5のレタリングが青く光るイルミネーションが組み込まれる。フロント・バンパーとリア・ディフューザーに配するサテン・シルバーのエレメントも、ロング・ホイールベース車の専用アイテムだ。

導入グレードはエクスクルーシブMスポーツのみ。Mスポーツ・バンパーや20インチ・ホイールを装着しつつ、ウインドウ・モールディングは通常のMスポーツのようなダーク・カラーではなく、エクスクルーシブ同様のサテン・アルミとした。

現行7シリーズが大型化し、従来のロング・ホイールベースに相当するサイズのみの展開となったため、ラインナップには空白地帯ができた。そこを埋める存在として、5シリーズのロングは適任だ。そこで、5代目のE60以来、中国市場向けに用意されてきた仕様を、今回のG68こと現行モデルで日本市場へ導入した、ということなのだろう。



そうした立ち位置を踏まえ、内装も豪華な内容。レザー・メリノ・シートやスカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ、525Liは18スピーカー、i5 eドライブ35Liは17スピーカーのバウワース&ウィルキンス製サラウンド・サウンド・システムなどが標準装備される。

右ハンドルのみの設定で、価格は525Li が948万円、i5 eドライブ35Liが1048万円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement