2025.06.15

CARS

2025年は紅白から白黒へ 装いも新たにミニがニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑む

ブルドッグ・レーシング・チームとのタッグで、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦するミニJCW。

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ミニが、6月19〜22日に開催される第53回ニュルブルクリンク24時間レースに参戦することを発表。グリーン・ヘルの異名を持つ1周25.378kmのサーキットで、およそ130台のレーシング・カーが鎬を削る熱く過酷な戦いに挑む。

ヴィジュアル担当はデウス・エクス・マキナ


2024年は、先代と発売直前だった現行の、2台のミニ・ジョン・クーパー・ワークス(ミニJCW)で参戦。現行モデルがSP3Tクラスで優勝、先代がVT2クラス3位を獲得する好成績を収めた。

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それに引き続き、2025年もブルドッグ・レーシング・チームとのタッグで、ミニJCWを投入する。



このミニJCWベースのレーシング・カーには、ルーフ・エッジ・スポイラー・アタッチメントや、前後とサイドのウイングレット、Cピラー・トリムといった、市販車向けアクセサリーと同じエアロ・パーツを装着。カラーリングは、カスタム・バイクやアパレルなどを手掛けるデウス・エクス・マキナが担当した。



ミニのモータースポーツ活動といえば、1964年、ラリー・モンテカルロでの総合優勝がもっとも有名といえるだろう。2024年、SP3Tクラス優勝を果たした317号車は、当時のラリー・カーにちなみ、赤いボディと白いルーフというカラーリング。ボンネットなどには、本来のゼッケンとは別に37という数字を図案化して掲げたが、もちろんこれはモンテカルロ優勝車のゼッケンへのオマージュだ。





しかし2025年は一転し、黒と白のモノトーンが基調。20万人を超える観客の前で、どのような戦いを見せるのだろうか。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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