2025.06.19

CARS

これがレクサスIS500の最終進化形か 500台限定の“クライマックス・エディション”が現る

これがレクサスIS500の最終進化形、500台限定の“クライマックス・エディション”だ。

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レクサスが、IS500に特別仕様車の「クライマックス・エディション」を設定。2025年8月ごろから500台限定で販売する。

もはや希少な大排気量&マルチ・シリンダーの自然吸気エンジン搭載!


まず装備面では、フロント・ブレーキにレッド塗装のブレンボ製対向6ポット・アルミ・キャリパーと、高摩擦ブレーキ・パッド、380mmピラーフィン式ベンチレーテッド・ディスクを採用。制動力と耐フェード性を高め、5リットルV8のパワーを活かした一段上の走りを目指した。



ホイールは、マット・ブラック塗装を施したBBS製の鍛造19インチ。引き締まったルックスを演出するだけではなく、軽量化と高い剛性を追求している。ボディ・カラーには、ライト・グレーにメタリックを加えたニュートリノ・グレーを専用設定した。



インテリア・カラーはブラック&フレア。レッドが基調で、シートは本革に近い風合いを持つ合成皮革のL texとウルトラスエードのコンビ。ステアリング・ホイールとシフトノブは、ディンプル加工の本革を採用する。メーター・フードやドア・アームレスト、フロント・コンソールにはウルトラスエードを張った。



アナログ時計は、立体構造の文字盤を複層塗装し、レーザーで赤い層を削り出すという凝った作り。



8インチのTFT液晶式メーターは、専用オープニング画面を設定した。前席のシートベルトはレッド、スカッフ・プレートは特別仕様車専用のロゴ入りだ。



パワートレインは通常モデルと同じ5リットルV8自然吸気で、最高出力/最大トルクは481ps/535Nmを発生し、8段ATを介して後輪を駆動する。

価格は950万円。

日本市場導入から約3年が経過したIS500。同じエンジンを搭載するRC Fはファイナル・エディションが設定され、2025年11月をもって生産終了が発表されている。



V8自然吸気エンジンを搭載するDセグメント・セダンはもはやほかに類を見ないだけに、次期型の期待は薄い。これで打ち止め、とは明言されてはいないが、このフォーマットを新車で入手できる機会は、残りわずかとなるだろう。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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