2025.06.30

CARS

あなたならどっちを選ぶ? 新型ルノー・キャプチャーの2種類のハイブリッドを乗り比べて驚いた

新たなロザンジュ(菱形のエンブレム)の顔をまとってマイナーチェンジを果たしたルノー・キャプチャー

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新たなロザンジュ(菱形のエンブレム)の顔をまとってマイナーチェンジを果たしたルノー・キャプチャーは、2つの異なるハイブリッドシステムをラインナップ。その見た目はよく似ていても、走らせてみると驚くほど違う仕上がりだ。

都会的な新しい顔に

ルノー・キャプチャーがマイナーチェンジを受けた。新しいロザンジュ・ロゴや縦長のハーフダイヤモンド型LEDデイタイム・ランニングライトを採用した新世代のフロントフェイス、先進運転支援機能やインフォテインメントも進化。そしてフルハイブリッド(HV)の「Eテック」に加えて、新たにマイルドハイブリッド(MHEV)も設定された。

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新しいロザンジュ・ロゴと光の反射で浮かび上がる多面グリルを備えたフロントフェイス。

10.4インチ縦型ディスプレイと先進的なデジタルメーターを備えたコクピットは、ユーザビリティも高まっている。

それぞれには共通して、アルピーヌのロゴやブルーアクセントが随所に配置され19インチタイヤを装着する「エスプリアルピーヌ」グレードが設定され、MHEVのみ18インチタイヤを装着したエントリーグレードの「テクノ」が設定される。



見た目こそ変わらない2種だが、中身はけっこう異なっている。HVのパワーユニットは1.6リッター直4NAエンジン+モーター+HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)、MHEVは1.3リッター直4ターボエンジン+BSG(ベルト駆動式スタータージェネレーター)を組み合わせ、トランスミッションはHVが12段階の変速比を持つドッグクラッチ式ATで、MHEVが7速DCT。

さらに、燃費性能も大きく異なり、HVが23.3km/リッター、MHEVが17.4km/リッターを達成する。つまり、どちらのパワーユニットを選ぶかで、新型キャプチャーが持ち合わせているキャラクターは大きく変わってくるわけだ。



最初に試乗したのはブランナクレ(白)のHVで、最大の特徴は電気モーターが主役であるということだろう。発進はほぼモーターのみで行われ、アクセルを軽く踏めば車体はスッと前に押し出される。市中を流してみると、エンジンは必要な場面のみで介入してくれ、そして実に自然な切り替えを見せてくれる。この、縁の下の力持ち的な存在でエンジンが駆動することが、同セグメントのライバルたちを大きく引き離す、圧倒的な燃費性能を叩き出すキモとなっている。



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