2025.07.02

CARS

BMWとKithのコラボレーション第3弾 専用の紫をまとうXM by Kith登場

BMWとKithのコラボ第3弾はXMとあの“M1”!

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BMWが、ライフスタイル・ブランドのKith(キス)と共同でデザインした限定車であるXM by Kithの受注を、7月2〜14日の期間限定で行う。

このクルマだけの色を採用した47台


ボディ・カラーは、専用開発色のBMWインディヴィジュアル・フローズン・テクノ・バイオレット・メタリック。この紫系のマット・カラーが今後、ほかのモデルに使用されることはないという。



そのほかの特徴としては、サイド・ウインドウ・グラフィックとアクセント・ストリップがブラックに。また、前後とサイドのモデル名、Kithロゴのアウトラインは、テクノ・バイオレット・メタリック仕上げ。ホイールは23インチで、ジェット・ブラック仕上げのスター・スポーク・デザインを採用した。



インテリアは、イルミネーション付きドア・シルに、Kithロゴと1/47バッジを設置。ベロアのフロアマットとセンター・コンソールのコントロール・センターには、KithロゴとMストライプがあしらわれる。コントロール・ディスプレイのグラフィックも、Mストライプを組み合わせたKithロゴや車名、1/47マークが特別に含まれる。



シートは、BMWインディヴィジュアル・メリノ・レザーに、Kithのモノグラム・パターンをエンボス加工。前席は、ヘッドレスト下にKithロゴとMストライプが入り、イルミネーション仕様も用意される。

後席にもKithモノグラムのエンボス加工が施され、Kithロゴ入りクッションも配置。照明は、外装色をイメージしたパープルに設定されている。また、Kithがデザインと製造を手がけた、充電ケーブルを収納できるダッフルバッグが付属する。



なお、世界限定47台のうち、日本へは1台のみが導入される。47という数字は、XM以前に存在した唯一のM専用モデル、M1の登場から経過した年数にちなんでのことだ。

価格は2650万円。

この限定車に先駆け、BMWとKithは2台の特別モデルを公開。まずはXM Kithコンセプトで、限定車同様のボディ・カラーに合わせ、ヘッドライトやグリルのイルミネーション、ホイールの塗装も紫系でコーディネート。ボディ・サイドには363個のフルカラーLEDを用いたアクセント・ストリップを設置し、Kithロゴの周囲が紫に発光する。

車高は前30mm/後35mmローダウンし、トレッドは40mmワイドに。インテリアは、Kithのモノグラム・エンブレムと発光ロゴが付くMカーボン・バケット・シートを備える。

もう1台はM1 E26 byロニー・ファイグ。Kithの創設者の名を掲げるこの1981年型M1は、テクノ・バイオレット塗装や、MとKithのコンビ・エンブレム、Kithエンボスを施したインテリアなどを採用。最初と最新、2台のM専用モデルのつながりを主張するスタイルに仕上げた。



BMWとKithのコラボレーションは、2020年にM4コンペティション。クーペ、2022年にi4 M50 xドライブで実施。今回のXMとM1は、それらに続く第3弾となる。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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