2025.07.11

CARS

ミニ・カントリーマン初の限定車は200台のみでクラシカルな雰囲気のディーゼル・モデル

どこまでも行けそうなお洒落なミニ・カントリーマンの限定車。

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ミニ・カントリーマンに、限定車の「スレート・ブルー」が設定された。2代続いたクロスオーバーから改名した現行世代としては、初となる限定車だ。

センスよく、実用性も高いカントリーマンに限定車が


ベース車両は、一番人気のモデルだという2リットル直列4気筒ディーゼル搭載車の“カントリーマンD”で、コンセプトは『冒険に、スタイルを。』。



車名ともなっているスレート・ブルーは、この限定車専用のボディ・カラー。光の加減によって見え方が異なるのが特徴だ。往年のクラシック・ミニのイメージを踏襲しつつも、現代的な解釈がなされた新たな色とも言える。



エクステリアには、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)トリムを採用。通常は“Sオール4”と“SEオール4”グレードでのみ選択可能な仕様で、SUVらしい力強さに、レーシーな雰囲気を加えている。後席サイド以降のプライバシー・ガラスも、引き締まった印象をもたらしている。



ボンネットには、黒と地色の大小が徐々に変化するチェッカー柄のストライプが入り、ホイールはブラック塗装の19インチJCWランウェイ・スポークを装着。



機能面ではJCWスポーツ・ブレーキやアダプティブ・サスペンションを備えるほか、7段DCTがパドル・シフト付きとなり、見た目に劣らぬスポーティな走りに応える。



インテリアにも、JCWアイテムを多用。内装は、JCWトリムのベスキン/コード・コンビネーションJCWブラックで、電動スポーツ・シートやスポーツ・ステアリング・ホイール、アンスラサイトのヘッドライナーを採用。

運転席は、メモリー機能とマッサージ機能を内蔵するタイプだ。また、ハーマンカードン製HiFiラウド・スピーカー・システムも特別装備する。



販売台数は200台で、価格は598万円。特別装備の基本的な内容はJCWトリムとMパッケージと同等で、約77万円相当だが、通常はカントリーマンDでJCWトリムが選択できないことや、外装色が専用カラーとなる特別感を踏まえれば、ベース車比79万円高は納得の値付けだろう。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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