2025.07.11

CARS

トヨタがクラウン・スポーツに新エントリー・グレード投入 70周年記念の特別仕様車も

お得なクラウンと70周年記念車が登場。

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トヨタが、クラウン・スポーツを一部改良。新グレードの追加や装備の拡充を実施するとともに、特別仕様車を設定し、7月30日に発売する。

クラウン・スポーツが500万円台前半から


2.5リットルHEVに追加された「スポーツG」は、もっとも安価で手に入るクラウン・スポーツだ。上位の「Z」に対し、シートは本革からファブリック+合成皮革に変更し、助手席肩口パワー・シート・スイッチとシート・ヒーター/ベンチレーションを廃止。そのほか、ステアリング・ヒーターやハンズフリー・パワー・バックドア、デジタル・ルーム・ミラー、緊急時操舵支援、アダプティブ・ハイビーム・システム、トヨタ・チームメイトなどを省き、70万円低く価格を設定した。



全グレード共通の改良点としては、全ドアでスマート・エントリーを標準装備化。「スポーツRS」では、内装色にブラックを追加し、225/45タイヤを履くマット・ブラック塗装の21インチ・ホイールをメーカー・オプションに加えた。



価格はスポーツGが520万円、その他のグレードは据え置きで590〜765万円。

特別仕様車は、クラウン誕生70周年記念の第3弾となる“THE 70th”。「スポーツRS」と「スポーツZ」がベースで、外装は標準設定色に加え、プレシャス・ホワイト・パールとブラックに、ルーフをシルバー系のプレシャス・メタルとしたデュオ・トーンを特別設定した。メーカー・オプションでは、70thロゴ入りのサイド・デカールも選択できる。



ホイールはマット・ブラック塗装の21インチで、ドア・ウインドウ・フレーム・モールディングはブラック。これらは、「スポーツRS」の標準装備品で、「スポーツZ」では通常、ブラックのモールディングはデュオ・トーン選択時のみ装着、マット塗装のホイールは設定がない。



内装は特別色のブラック・ラスターを設定し、ディンプル加工本革ステアリング・ホイールやアルミ・ペダル、通常はスポーツRS専用のスポーツ・シートを採用。



助手席前には70thロゴをレーザー刻印し、クリスタル調のプレミアム・シフトノブや専用キー、マニュアル・ケースもロゴ入りで、フロント左右のカーテシイルミも70周年記念の照射パターンとした。

価格は597〜770万円。

このほか、スポーツとクロスオーバーにアップグレード・サービスの「アップグレード・セレクションズby KINTOファクトリー」を用意。“THE 70th”仕様のプレミアム・シフトノブ/カーテシイルミ/サイド・デカール装着や、ブラック・ラスターを含む内装色のカスタマイズを、8月初旬に開始する予定だ。なお、このサービスはKINTO契約車でなくても利用できる。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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