2025.08.18

CARS

ついに現代のワーゲン・バス、フォルクスワーゲン ID.Buzzがやってきた! 「もしこのクルマを買ったら!」と妄想が膨らむ

当時のディテールを現代風に再解釈した、ID.BuzzのVWロゴを掲げたフロントフェイス。

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ENGINE編集部の佐藤玄が、幼い頃に憧れたワーゲン・バス。その面影を現代に映すID.Buzzに初めて乗ったとき、心に眠っていた夢が動き出した!

クルマ好きになったきっかけ

小学4年生だった35年前、土曜日に学校から帰ってくると音楽好きの両親は、よくLDやVHSで何かしらのアーティストの映像を観ていた。その当時は、とくにサイケやラテンロックが好きだったようで、1969年『ウッドストック』のドキュメンタリー映像が大のお気に入りだった。10歳くらいだと親からの影響は大きく、毎週末リピートされると、いつしか自分なりの“ツボ”を見つけて、自分自身も段々とその世界が好きになってきてしまった。

その僕なりのツボは、映り込むワーゲン・バス(タイプ2)だった。自由に音楽を楽しむお兄さんやお姉さんと一緒に映るサイケデリックなペイントのバスを見つけては、親に報告していたもので、サンタナの『ソウル・サクリファイス』の演奏シーンで一瞬映ったバスを見つけて褒められたのを今でも覚えている。

ワーゲン・バスは、僕がクルマ好きになったきっかけのひとつかも……と、目の前のID.Buzzを眺めながら、そんな小さな頃の記憶がオーバーラップしてきたのだった。

ツートンカラーを選択する場合は、24万2000円の追加が必須となる。今回の試乗車は、キャンディホワイト/スターライトブルーメタリックとなる。ツートンカラーを選択する場合は、24万2000円の追加が必須となる。今回の試乗車は、キャンディホワイト/スターライトブルーメタリックとなる。

「Pro」には、コーナリングライトやシートマッサージ機能など16項目の装備が追加設定される有償オプション「アップグレードパッケージ」(70万円)が用意されている。「Pro Long Wheelbase」は基本装備が充実しているものの、パノラマガラスルーフなどを含む有償オプション「ラグジュアリーパッケージ」(29万7000円)の選択が可能。

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