2025.07.29

CARS

270km以上走る! ホンダの軽乗用デンキ自動車「N-ONE e:」がいよいよ誕生

よりキュートな顔つきに! ホンダN-ONEがデンキ自動車になった!

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ホンダが、2025年秋の発売を予定している軽規格の乗用の電気自動車、「N-ONE e:(エヌワン・イー)」の情報を先行公開した。

商用軽自動車のN-VAN e: (エヌバン・イー)に続け!


ホンダの軽自動車枠の電気自動車は、2024年10月登場のN-VAN e:に続くもので、乗用車モデルとしては初となる。

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コンセプトは“e:デイリー・パートナー”とし、愛着の湧くエクステリアやゆとりある室内空間、取り回しのよさに、電気自動車ならではの力強さやクリーンさ、静粛性を盛り込み、広く支持されるスタンダードなモデルを目指した。

航続距離はWLTCモードで270km以上と、N-VAN e:はもちろん、2024年7月に販売を終了した乗用車「ホンダe」をも上回る。



エクステリアは、N-ONEをベースとしつつ、各部に独自のデザイン要素を盛り込んだ。



フロント周りは、電動パワートレインの搭載に合わせた結果、厚みを増している。グリルには、N-VAN e:同様のバンパー・リサイクル材を採用し、その結果、あえて残した色や粒子が、同じものが2つとないビジュアルとなっている。

リアは、ガラスを含めたテールゲート全体を張りのある曲面として、トリム類を極力減らした。バンパーはフェンダーに沿って丸く絞り、後方へもタイヤを見せることで、軽快さと安定感をともに感じさせることを狙った。外板色は、新色でイメージ・カラーのチアフル・グリーンを含む5色設定だ。



インテリアは、ダッシュボード上部を薄く作り、上面はボンネットとフラットにすることで、室内の広がりを感じさせるとともに、良好な前方視界や車幅感覚をもたらす。



また、植物由来のバイオ樹脂パネルや、ホンダ従業員の作業服を再資源化したフロア・カーペットや遮音材といった、環境負荷を低減する素材を使用している。

スイッチ類は中央に集中配置し、中段はワイド・トレーを設置した。ダッシュボードやドア・パネルの一部とステアリング・パッドは明るい同系色でまとめ、全体的な一体感や水平基調な印象を高めている。後席はN-ONEと同じく座面跳ね上げ機構を備え、背の高い荷物の積載も可能とする。



N-VAN e:と同様、オプションのAC外部給電器を使用すれば、電源としても利用できる。先行予約は、8月1日に開始される予定だ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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