2025.09.13

LIFESTYLE

狭い旗竿地に理想の我が家を建てる方法とは? 雰囲気のある家具や照明がつくり出す素敵な部屋 家のたたずまいが美しい!

施主が建築家に依頼した家のテーマは「イタリア人男性の家」。静かな桜の並木道の奥の旗竿地に建てられた地下1階、地上2階建の一軒家とは、どんな家なのか?

全ての画像を見る

自分に似合うクルマを

「クルマを見て、よく『山に行くんですか』と聞かれますが、違います。仕事の荷物も、会社のバンで運んでいます。初めてクルマを買う際、自分に似合うクルマについて考えました。小柄な女性の私が、小さくて可愛いクルマを運転している姿を想像すると、どうもしっくりいかなくて。その対極にあるクルマを選ぶこととしました」

advertisement


以来、大きな4駆を普段の脚にしている。この家ができた時は、家のデザインに合わせて、ジープ・レネゲードを購入した。残念ながら数年で調子が悪くなり、今のトヨタ・ランドクルーザー・プラド(2002年型)に乗り換えている。

家の前は、気に入っている桜並木。旗竿地で、建物の姿は通りからはほんの一部しか見えないが、逆にそれが良いのだとか。

さて、家を建てるにあたり、Aさんはデザインのテーマを設定した。「1950、60年代が舞台の、イタリア人男性が住んでいる家」。こうした家の設計を依頼するのは、男性か女性か、どちらの建築家が良いのかAさんは悩む。できれば、それぞれの建築家の持つ良い面が表れたら良いのだが。そんな折、この敷地を担当していた工務店から、「ちょうど良い人がいる」と建築家を紹介される。それが、建築事務所ムカバトリを立ち上げたばかりの村田さん夫妻だ。Aさんは二人の人柄に惹かれ、すぐに設計を依頼する。「男女両方の建築家と仕事をするようになるとは、想像すらしていませんでした」。

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement