2025.09.19

CARS

魅力は獰猛さにある、という桂伸一(モータージャーナリスト)が1位に選んだ英国のスポーツカーとは? 先代モデルは自腹で買いました!

「スポーツカーがそばにある喜び」とはこういう事か!と初めて知ったという桂伸一さん。

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10位 ポルシェ911GT3

9000回転楽勝に回る自然吸気のむせび泣くエンジン・サウンドに酔いしれて、ついつい速度が増速してしまう。同時に目立ち過ぎるルックス故に行動は控えめに。

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10位 ポルシェ911GT3

9位 ランボルギーニ・レヴエルト

鋭いシェイプのボディと同じくらい、フロント左右のモーターが生むハンドリングとV12がリアを蹴る威力は、サーキット試乗で300km/hオーバーを事もなげに決める。

9位 ランボルギーニ・レヴエルト

8位 フェラーリ・ローマ

シュッと伸びやかなノーズと、曲面をムギュとまとめたテール。過去と現代の美しさの融合が素晴らしい。フロント・エンジン・フェラーリとして、最も好む一台。

8位 フェラーリ・ローマ

7位 マクラーレン750S

車両感覚の掴みやすさを含む日常の使い勝手の良さは、そのスーパーな性能からは想像できないほど素晴らしい。ノーズの車高にさえ注意すれば下駄代わりに使える。

7位 マクラーレン750S

6位 メルセデスAMG GTクーペ

富士SWの試乗であっさり304km /h!! フロント・エンジンAWDスポーツカーとして、世界最強の一台と言える完成度の高さ。大口マスクは、ディズニーなら悪役か。

6位 メルセデスAMG GTクーペ

5位 ポルシェ718ケイマンGT4 RS/718スパイダーRS

6気筒の共鳴サウンドがたまらなく美しい究極の自然吸気をミドに搭載したポルシェ・ナンバーワン(!?)のハンドリングカー。911と命名したい。

5位 ポルシェ718ケイマンGT4 RS/718スパイダーRS

4位 シボレー・コルベット

ボンネット下のV8はミドシップに搭載されると同時に全てが引き締まり、欧州スーパースポーツと対等に渡り合える素晴らしい操安性をコルベットに与えた。

4位 シボレー・コルベット

3位 アルピーヌA110

今の時代によくぞこのライトウェイト感が創り出せたものだと感心する事、はや8年。走る曲がる止まる、がここまで気持ちよく決まるモデルも珍しい。A110はこのサイズ感、姿かたちもこのまま造り続けて欲しいと切に願う。

3位 アルピーヌA110

2位 ロータス・エミーラ

EVに真っしぐら。ロータスには昔ながらのライトウェイトが必須だと、エミーラに乗ると改めてそう思う。高級GTとスポーツの融合はV6スーパーチャージャー。スポーツなら4気筒ターボと言いたいが、これも快適なGTの役もこなしてくれる。

2位 ロータス・エミーラ

1位 アストンマーティン・ヴァンテージ

いままでのアストンの優雅さ、とは少しデザイン言語が違う現行ヴァンテージ。獰猛なイメージに向く現行の最強モデルを全体のバランスも含めて個人的には好む。個人的にはニュル24hレースで戦った前モデルのヴァンテージを手に入れた。

1位 アストンマーティン・ヴァンテージ

文=桂伸一

■エンジンHOT100とは?
モータージャーナリストが2025年のいま身銭を切ってでも欲しいと思うクルマ100台の順位を決める雑誌『エンジン』の名物企画、エンジンHOT100。そのHOT100の源となるのが、ジャーナリストと編集部員による投票「マイホット20」である。今年も、「マイ・パーソナル・ベストはこれだ!」というテーマの下、46人が思い思いの20台を選び、その選考理由を記した。各位のクルマに対する姿勢や価値観が垣間見えるこのマイホット20には、HOT100の結果に勝るとも劣らぬ価値と楽しみが詰まっている。

(ENGINE2025年9・10月号)

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