2025.09.29

CARS

ハンドリングは源泉の澄んだ水の如くピュア 工藤貴宏(自動車評論家)が選んだ1位はこのスポーツカーだ!

工藤貴宏さんは自分自身が本当に欲しいと思えることと実用性を重心した20台だ

全ての画像を見る

10位 ポルシェ718ボクスターGTS4.0

普通のボクスターでも走りは楽しい。だけどGTS4.0は別格だ。6気筒自然吸気エンジンの音と高回転の盛り上がりがもたらす躍動感が五感を刺激する。

advertisement


10位 ポルシェ718ボクスターGTS4.0

9位 BMW M3/M4

走りの気持ちよさはさすがM。車体の大きさと重さを感じないコーナリングは見事だし、どう運転したって刺激いっぱい。M4の美しいデザインもさすが。

9位 BMW M3/M4

8位 BMW M2クーペ

エンジン、ハンドリング、戦闘力そして大きすぎないボディ。どれをとっても一流のスポーツカー。今どきMTが選べるのもウレシイじゃないか。

8位 BMW M2クーペ

7位 シボレー・コルベット

なんと刺激に満ち溢れたマシンであることか。音もレスポンスも鋭い攻撃的なエンジンと、アメコミのヒーローのように尖ったデザイン。要素揃いすぎ。

7位 シボレー・コルベット

6位 日産フェアレディZ

歴代Zへのオマージュをちりばめたデザインに、Z史上最強の405ps。それだけでファンとしては大満足。これがハイブリッドではない最後のZか?

6位 日産フェアレディZ

5位 トヨタGRスープラ

「BMW製でトヨタのクルマじゃない」なんていう雑音は無視。エンジンの官能性から懐の深いハンドリングまで、走りに没頭できるスポーツカーだ。

5位 トヨタGRスープラ

4位 レクサスIS

ISのなかでも「IS500」だけが恋の対象。V8自然吸気エンジンの音とフィーリングの色気がたまらない。尖らせすぎない足の味付けも絶品だ。

4位 レクサスIS

3位 ルノー・メガーヌR.S.

「直線になるのが残念」。メガーヌR.S.で峠道を走っているとそんな気分になってくる。FFなのに曲がるのが楽しい。そんな魔法のようなハンドリングだけで、このクルマを選ぶ価値がある。新車で手に入れるなら今が最後のチャンス。

3位 ルノー・メガーヌR.S.

2位 マツダ・ロードスター

等身大のスポーツカーとして肩ひじ張らず、ゆっくり走るだけで楽しいのがたまらない。昨今、世にあまたあるスポーツカーの多くはスピードを出さないと爽快感を得られないけれど、ロードスターは違う。日常が楽しいのだから。

2位 マツダ・ロードスター

1位 アルピーヌA110

最高のドライビング体験が楽しめるから。それこそがA110を推す理由。クルマとドライバーの一体感を究極と言えるレベルで実現し、ハンドリングは源泉の澄んだ水の如くピュア。闇雲に速さを追わず操る喜びを突き詰めているのがいい。

1位 アルピーヌA110

文=工藤貴宏

■エンジンHOT100とは?
モータージャーナリストが2025年のいま身銭を切ってでも欲しいと思うクルマ100台の順位を決める雑誌『エンジン』の名物企画、エンジンHOT100。そのHOT100の源となるのが、ジャーナリストと編集部員による投票「マイホット20」である。今年も、「マイ・パーソナル・ベストはこれだ!」というテーマの下、46人が思い思いの20台を選び、その選考理由を記した。各位のクルマに対する姿勢や価値観が垣間見えるこのマイホット20には、HOT100の結果に勝るとも劣らぬ価値と楽しみが詰まっている。

(ENGINE2025年9・10月号)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement