2025.09.08

CARS

【約530万円〜】累計販売200万台超えのヒット作が2代目に 「フォルクスワーゲンT-ロック」が全面的に刷新

よりシャープなワイルド顔になったT-ロック。

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フォルクスワーゲンが、新しいT-ロックを公開した。初代は2017年の発売以来、200万台以上を販売した人気のSUVだ。

フォルクスワーゲンの新作ラッシュが止まらない!


三角形に近いシャープなヘッドライトは、ID.ファミリーなど最近のフォルクスワーゲンによく見られるデザインだ。オプションでマトリックスLEDのIQ.ライトを選択すると、光るエンブレムと左右を繋ぐ細いイルミネーションが加わる。



リア・ウインドウがスラントしたクーペ風シルエットは受け継がれているが、全長は12cm伸びているという。



テール・ライトはフロント同様、赤く発光するエンブレムを中央に配置。



その左右に細いLEDのクロス・バーが伸びる仕様を用意する。



インテリアは、ソフトな表皮などを使用して質感を向上。ドア・トリムのバック・ライトなど、光の演出もより凝った手法を取り入れた。インフォテインメント・システムのディスプレイは、13インチの大画面となり、さらにフロント・ウインドウへ投影するヘッドアップ・ディスプレイも初採用している。





室内スペースは、全長が伸びたことで拡大。身長185cm以上の乗員が前後席に座っても、快適に過ごせる広さを確保。T-ロックでは初となる、マッサージ機能付きシートも設定した。



荷室は30リットル拡大され、475リットルに達する。

“MQBエボ”プラットフォームの採用で、ソフトウェアもアップデートした新型T-ロックには、パーク・アシスト・プロが搭載可能に。最大50mまでの軌跡を記憶しての自動駐車や、スマートフォンでの車外からの操作も可能となる。



パワートレインは、まずは1.5リットルのマイルド・ハイブリッドを投入。最高出力が116psと150psのガソリン・ターボに、7段のデュアルクラッチ式自動MTと48Vシステムを組み合わせる。さらに今後は2リットルで4WDのマイルド・ハイブリッドや、初設定のフル・ハイブリッド2モデル、最強バージョンのT-ロック“R”も追加する予定だ。



グレードは、下から“トレンド”、“ライフ”、最上位の“スタイル”と“Rライン”という展開。オプションは個別アイテムのほか、ユーザーの選択をシンプルにする4つのパッケージを用意する。



ドイツでは2025年8月末に先行販売が開始されているが、本格販売は11月以降に開始予定。価格は3万845ユーロ(約533万円)からとなっている。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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