2026.03.09

CARS

修理に必要となったパーツは、なんと42種類 エンジン編集部のポルシェ、損傷は見た目以上だった【エンジン編集部の長期リポート79号車:ポルシェ911カレラ4S(996型)#78】

見た目はバンパー交換くらいだろうと思っていたが、思った以上の損傷だった。

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前回報告したように、ホテルのバレーパーキングに預けたところ、係員の運転ミスにより鉄柱に激突し、右前部を損傷してしまった79号車。そのまま、ポルシェセンター練馬に移送されて、先方の保険で修理してもらうことになったものの、損傷は外からの見た目以上に大きく、完成までに2ヶ月もの時間を要し、9月に入ってようやく完成し、無事に手元に戻ってきた次第である。

大修理を終えて帰ってきました

掛かった費用は、部品代が98万円余りで、工賃が77万円弱。合わせて175万円を超える大修理となった。

修理に必要となったパーツは、なんと42種類。中でも大きかったのがフロント・バンパーやバンパービーム、右ラジエターで、写真に写っているのが、交換された大物パーツだ。

どうして、こんな大修理になったのか。フロント・バンパーについては、ボコッと凹んでいたので、交換が必要になることは予想できたが、当たりどころが悪かったのと、相手が鉄柱という極めて硬いものであったことが災いして、外してみると、その奥のバンパービームと右ラジエターにも損傷があることが判明したのである。さらに言えば、バンパーが押し込まれた時にフロント・フードにも当たっており、その修正も必要となった。しかし、もっとも深刻だったのは、やはりバンパービームの損傷で、交換が必要なのはともかく、問題はそれが取り付けられている車体フレーム側にも若干ながら影響が及んでいることだった。結果として、左右サイドメンバーのショックアブソーバー取り付け部について軽微な修正鈑金を施したということだから、残念ながら、79号車は修復歴ありということになってしまうのだろう。涙、涙。

さらに今回は、中段左の写真でわかるように、バンパービームの付け根がグニャッと曲がるほどの損傷を受けたのが大きかった。

とはいえ、起こってしまったことは仕方がない。相手がしっかりしていたから、保険で完全に修理してもらえたのだから、それで良しとしなければいけない。修理期間には代車としてレンタカーの718ケイマンを使わせてもらい、いつもと違うポルシェの走りも楽しませてもらった。結局のところ、クルマに乗っている以上、どんな細心の注意を払っていたとしても、想定外の事故に遭う可能性からは逃れられないのだ。それでも、クルマが楽しいから乗り続ける。こんなことでいちいち落ち込んでいたら、クルマ好きはやっていられません。むろん、強がりですが。

文=村上 政(ENGINE編集長)

◆エンジン編集部長期リポート 79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)の連載一覧はこちら

■79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)/PORSCHE 911 CARRERA 4S
購入価格(新車時):340万円(1244万2500円)
導入時期:2017年4月
走行距離(購入後):13万7292km(5万4907km)

(ENGINE2025年11月号)
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