2025.11.07

CARS

BMWとミニの車内で「WOWOW」や「TVer」が見られる? 外付けなしの動画視聴は普及の気配

BMWとミニなら何も後から付けなくても動画が車内で見られるように!

全ての画像を見る
BMWとミニが、新たなVideoアプリを大部分のモデルに採用し、車内で視聴できる動画コンテンツの拡充を図る。

U-NEXTにディズニー+にHulu そしてTVerもWOWOWも!!


現在、オペレーティング・システム9搭載モデルでは「U-NEXT」を視聴できるが、これに加え「ディズニー+」や「Hulu」、「TVer」、「WOWOWオンデマンド」にも対応する。

advertisement




対象となるのは8シリーズ、3&4シリーズ、2シリーズ・クーペ(いずれもMモデルとiモデル含む)とZ4を除くBMW各車とミニの全モデルで、2025年7月以降生産の対応ソフト搭載車だ。

このVideoアプリは、Xperi社の動画コンテンツ・サービスであるDTS AutoStageビデオ・サービス・パワード・バイTiVoを使用。

見たい動画タイトルから利用可能な配信サービスを選択でき、各配信サービスを個別に開いてコンテンツを探すより検索性が大幅に向上しているのが利点だ。



また、すばやくお目当てにたどり着けるよう、ユーザーの好みに応じた動画の提案も行う。



このサービスを提供するXperi社は、高音質のデジタル記録/再生技術を提供するDTS社や、映画などで使用する高解像度カメラや映写システムで知られるIMAX社などを傘下に持つアメリカの企業だ。

ジャパン・モビリティ・ショー2025では、DTS AutoStageのほか、高音質再生システムのDTS:Xのデモンストレーションも実施。定評のあるホーム・オーディオや映画の世界などに加え、カー・エレクトロニクス分野への参入にも意欲を見せる展示を行った。

日本法人であるXperi株式会社によれば、海外ではBMWのほか、アウディにも同種の動画コンテンツ・サービスを提供している。今後は、日本を含めより多くのメーカーで展開できるよう話を進めているとのことだ。

これまでも、スマートフォンのミラーリングや外付けデバイスを利用して視聴できるコンテンツは少なくなかったが、車載システムのみで幅広いジャンルに対応するのは便利だ。

また、利用できる配信サービスが多くなることで、待ち合わせや電気自動車の充電などの停車中に、自宅で観た映画などの続きを視聴するといった、タイパのいい使い方もできるようになる。





カー・ライフの空き時間を、有効活用するのに役立ってくれそうだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement