2025.11.09

CARS

トヨタ純正チューンのbZがタイムアタックマシンになって登場!「bZタイムアタック」コンセプトがSEMAショーで公開

bZ4Xがタイムアタック仕様になった!

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トヨタは、2025年のSEMAショーで「bZタイムアタック」コンセプトを初公開した。このモデルは、サーキットにおけるタイムアタックとヒルクライムの両方に挑戦するために設計されたマシンとなっている。

本気でチューニングしたbZは400馬力超のパワーを誇る

「bZタイムアタック」コンセプトは、2026年型トヨタ・bZ(日本名:bZ4X)のAWDをベースにしている。

SEMAショーで発表された「bZタイムアタック」

パワートレインは、トヨタR&Dがチューニングした300kW(400馬力)を超える電動モーターを搭載し、特注のECUキャリブレーションによって制御されている。

足まわりは、テインのコイルスプリングとサスペンションによって支えられ、トヨタ86カップやカローラTCのレースプログラムから採用されたホーク製のブレーキパッドを備えたアルコン製のブレーキシステムを採用することでブレーキ性能が大幅に向上している。

SEMAショーで発表された「bZタイムアタック」

また、FIAスペックの4130クロモリケージがシャーシを強化し、内装にはOMP HTE-RレーシングシートとOMPハーネスが装備されている。

ホイールとタイヤは、19のBBSアンリミテッドホイールに、305/30ZR19 XLコンチネンタルエクストリームコンタクトスポーツ02を装着。カスタマイズされたボディが生み出すダウンフォースと相まって強力なグリップを確保する。

SEMAショーで発表された「bZタイムアタック」

車体は、標準車より6インチ(約15cm)もロー・ダウンし、トレッドも6インチ(約15cm)ワイド化。リアウィング、サイドスカート、フロントスプリッター、リアディフューザーなど、さまざまなエアロパーツも装備されている。

この「bZタイムアタック」コンセプトは、338馬力を発揮し、0〜60mph加速は4.9秒をマークする。

SEMAショーで発表された「bZタイムアタック」

トヨタは、今後電気自動車のラインナップを拡充させる予定だ。2026年モデルとしてラインナップされるのは、新型「bZ(日本名:bZ4X)」、その他にも、「bZ Woodland」や「C-HR」を北米市場へ投入する。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
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