2025.11.14

CARS

“裏地に凝る”なんていかにも日本発のアイデア【ダブル・バック・ドアへのデコレート・パネル登場!】「ルノー・カングー」の遊び方は世界に波及する!?

ルノー・カングーのいわば“裏地に凝る”新オプションが登場!

全ての画像を見る
ルノー・ジャポンは「カングー」への新たなオプションを公開した。

こだわるのは外でなく内側! 10種類+アルファのパネルを選択可能!


その名は「カングー・デコパネル」。これは日本仕様のカングーの最大の特徴である観音開き式のダブル・バック・ドアのインナー・パネル、つまり内側を彩る専用のステッカーで、木目、合板、ギンガム・チェック、トリコロール・フラッグ、カングーの線画、フレンチ・ブルドッグ、森、コンクリート&付属ステッカー、幾何学模様、花柄の計10種類が設定されている。

advertisement




いくつかのパネルはカングーの活躍するシーンや生まれ故郷であるフランスのイメージからインスパイアされたものだ。まるで衣類の裏地をこだわって仕上げたかのような、いわば日本的な繊細さと、いかにも陽気でポップなイメージの融合した、これまでにない新しい形のオプションといえるだろう。

リア・ゲートを開けるときには必ず目にするし、周囲からも注目されやすいこの「カングー・デコパネル」。対象となるのは現行のカングーで、価格は1万6500円(工賃別)。全国の正規ディーラーで入手、装着が可能だ。



なお「カングー・デコパネル」の発売を記念して、イラストレーターの松本セイジ氏が特別に書き下ろしたスペシャルなデコパネルも20セットの限定で販売する。

彼は2025年のカングー・ジャンボリーでオフィシャル・グッズのイラスト制作も手がけている。イエローのカングーが描かれた愛らしい絵柄なので、黄色のカングー乗りにとっては争奪戦になりそうな、レア・アイテムとなりそうだ。



カングーはもともとフランスにおける機能性重視の商用車だったが、日本ではその愛らしさと安くタフな点と、そして何よりも乗って楽しく扱いやすいところをまずクルマ好きや好きものが目をつけ、そこから普通のファミリー・カーとしてじわじわと人気を得ていった、という経緯がある。



その結果、日本におけるフランス車の中でもとびきりのヒット・モデルとなった。1年に1度オーナーが全国から集うカングー・ジャンボリーには、フランスをはじめ世界から「なんでカングーみたいな商用車でイベントが?」と取材に訪れるほどの注目を集め、欧州における現行カングーのマーケティングなどに大きな影響を与えたとも言われている。



今回の「カングー・デコパネル」も、もしかしたら後々、欧州で人気のオプションとして注目を浴びたりする、かも知れない。

文=上田純一郎(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement