2025.11.19

CARS

こんなトランプなら、クルマ好きとしても大歓迎!! ラスベガスをイメージした「マクラーレン750Sスパイダー」

「トランプ」と聞いて想像したものとは、ちょっと違う!?

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マクラーレンが公開した“プロジェクト・ビバby MSO”は、ラスベガスにインスパイアされた「750Sスパイダー」である。F1ラスベガスGPの開催に合わせたワンオフ・モデルで、MSOことマクラーレン・スペシャル・オペレーションズの最新作だ。

クルマ好きが大歓迎するトランプ!?


「570Sスパイダー」で初登場したムリワイ・ホワイトのボディには、ブラックにシアンとマゼンタ、グリーンのラメを散りばめたベガス・ナイトで手書きパターンが施される。このベガス・ナイトはMSOの新色で、日が暮れてネオン輝くラスベガスの街並みをイメージした。

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デザインは、ダイスやルーレットといったカジノのアイテム、ラスベガスの街を彩るネオン・サインや観光スポットと、モータースポーツを想起させるモチーフが入り混じる。



ノーズにはMSO、リア・スポイラーにはマクラーレンのロゴが入る。リア・フェンダーには、「750S」の車名をあしらったトランプが描かれた。こんなトランプなら、クルマ好きとしても大歓迎だ。



フロント・バンパーの右コーナーには、ハートの中にブルース・マクラーレンのヘルメット、右フロント・フェンダーには、トロフィーのモチーフと組み合わせたブルースの居宅だったムリワイ・ハウスが描かれた。また、グランプリを制した10台の歴代マシンや、1960年代に使用されたエンブレムのスピーディ・キウイといった、ブランドのヘリテージも巧みに盛り込まれている。



リア・バンパーを飾る10の星は、通算10回のコンストラクターズ王者を示したもの。その10個目は銀箔を用い、獲得に貢献した二人のドライバー、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの手で貼られた。



マクラーレンのグランプリでの栄光や歴史に、煌びやかでエネルギッシュなラスベガスの空気感をみごとに表現した“プロジェクト・ビバ”は、MSOのデザイン力と塗装技術を実証した。



十分な予算と、こんなド派手なクルマで街を走る勇気があれば、オリジナルのグラフィックをオーダーしてみたいものだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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