運転めちゃめちゃ楽しいぞ！2代目に進化した三菱の超人気モデル「デリカミニ」に乗る【動画あり】

村上政

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2代目に進化した三菱の超人気モデル「デリカミニ」に試乗！

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パノラマビューが楽しめる

走り出して、まず印象的だったのは、乗り心地の良さだ。足はかなり煮詰められているようで、しなやかによく動くのに、それでいて柔らかすぎてグラッとするようなことはなく、しっかりとした剛性感を保っているから、運転していて安心感がある。

遮音にも気を遣っているようで、車内騒音も少なく、後席の人とも普通に会話できる静けさが保たれており、とても快適なドライブができる。

さらに特筆すべきは、運転席からの見晴らしの良さだ。角度をより立てるとともに細くなったAピラーのおかげもあって、まるで大型バスの運転席に座っているようなパノラマビューを楽しめる。おかげで、試乗した日も、山のワインディングロードを走って、美しい紅葉の風景を満喫することができた。

そして何よりも、その山道での走りっぷりが素晴らしく、運転していてめちゃめちゃ楽しいことが一番うれしかった。パワートレインはフツーの軽自動車と変わらないのに、楽しいのはハンドリングがいいからだ。

試乗車は一番上級の「Tプレミアム・デリ丸パッケージ」の4WDモデルだったが、足回りのしっかり感は軽自動車の水準を超えるものだった。重心の高いボディをこれだけ安定させて曲げるのには、それなりの技術が必要だっただろう。

さらに、グラベルや雪道に合わせてチューニングしたドライブモードが付くことも考えると、4WDという選択肢は魅力的だ。300万円近い価格を度外視すれば、これがベストバイか。

文＝村上政（本誌）　写真＝三菱自動車

■三菱デリカミニ T Premium DELIMARU Package
全長×全幅×全高　3395×1475×1785mm（2WD）3395×1475×1815mm（4WD）
ホイールベース　2495mm
トレッド　1300/1290mm
車両重量　990kg（2WD）1050kg（4WD）
エンジン形式　直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付きターボ
排気量　660cc
エンジン最高出力　64ps/5600rpm
エンジン最大トルク　100Nm/2400-4000rpm
サスペンション（前）　マクファーソン
サスペンション（後）　トーションビーム
ブレーキ（前）　ベンチレーテッドディスク
ブレーキ（後）　ドラム
トランスミッション　CVT
タイヤ（前後）　155/65R14（2WD）　165/60R15（4WD）
車両本体価格（税込）　274万100円（2WD） 290万7300円（4WD）

（ENGINE Webオリジナル）

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