2026.03.29

CARS

人と被らないクルマがいい イタリアのブランド『PT TORINO』の正規輸入代理店PT JAPAN社長、鈴木雄一朗さんの小さな愛車とは

おしゃれな人たちが狭いミラノの街をこのクルマでスイスイと走っていくの見て決めました。

全ての画像を見る

一緒に歳を重ねたい

以来9年間乗り続けたスマートのオドメーターは現在5万km。もう1台クルマを所有しているものの、普段使いとして年間4~5000kmのペースで走っているという。

advertisement


「近所の移動が多いですが、都会だとコンパクトで駐車場に困らない。でも中に入ると小さいクルマに乗っている感じがないんですよ。ガラスルーフで明るいし中も広い。実は一番大きい104リッターサイズのリモワのスーツケースも横に立てればラゲッジスペースに載るんです」

「目が弱いので、めちゃくちゃ眩しい時は濃いやつとか、天気によってレンズの色を変えています。『レイバン』もあるけど、昔から好きな『トム フォード』が多いですね」と運転するときにかけるサングラスにも拘っているそうだ。

そう言われて見ると、わずか全長2760mmの車体に快適装備から小物入れまで、日常づかいに必要なモノがすべて効率的に収められているパッケージングに改めて驚く。

「スマートって生意気にリアタイヤが太くて、RRらしい加速感を味わえるんですよ。トラブルもチップの不良でエラー表示が出ただけ。ディーラーからも“10万km 乗りましょう”と言われてます」



そんなスマートには、この9年の間に鈴木さんによって、いくつかのモディファイが加えられている。

「プラ製のシフトが気に入らなくて、ブラバスのレザー製に変えたんです。サイドブレーキもブラバス。人には“なんちゃってブラバス”って言われるけど、日頃手に触れる部分って大事ですからね」

実はそこにも鈴木さんのモノ選びのフィロソフィーが息づいている。

「オーセンティックで普遍的なデザインが好きなんです。変わらない良さというのかな。そういうものを所有して、手入れして、一緒に歳を重ねていく感じが好きですね。靴でいうと『ジョンロブ』とか。そういう意味ではスマートもパネルは樹脂でちゃちいけど。乗ってみたら質実剛健で肌に合う感じがある。10万km乗るつもりだけど、程度が良いのがあったら買って取っておきたい。そのくらいお気に入りです」

文=藤原よしお 写真=岡村昌宏

(ENGINE2026年1月号)

advertisement



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement