2026.01.23

CARS

”油改電”じゃ…ダメ⁉︎ 新型マツダ「EZ-60」に現地試乗、VISION X-COUPE風の中国専売BEVは反撃の狼煙となるか

2024年登場の「EZ-6」に続く、長安汽車との共同開発BEVである「EZ-60」。

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中国で現地開発BEVの投入を進めるマツダ。今回は発売されたばかりの電動SUV「EZ-60」に試乗、そのインプレッションを自動車ライターの加藤ヒロトがお届けする。

反省を活かしたEVづくり

他メーカーと比べてEV化が遅いと言われているマツダだが、一方で中国では以前からの合弁パートナーである「長安汽車」と共同開発したEVを投入している。

両者が初めて開発したEVは2022年発売の「CX-30 EV」で、CX-30をベースに長安汽車製の駆動モーターやバッテリー・ユニットを搭載したBEVとなる。



外観はCX-30に準拠するものの、床下にバッテリーを搭載する関係で全高が110mm高くなっており、それに伴いボディ下部の黒樹脂部分がかさ上げされた特徴的なサイドビューを持つ。

満を持して投入されたマツダ初の中国向けBEVであったが、中国勢に劣る機能面や価格の高さに加え、ガソリン車ベースのBEVという点で大きく評価を下げた。

既存のガソリン車をベースとしたBEVは中国では「油改電(エンジン車をBEVにしただけのモデル)」と揶揄され、新規設計のBEVと比べて敬遠されがちだ。これが災いし、販売台数は登場初月に104台を記録して以降、軒並み1ケタか2ケタという悲惨な状況だった。

この反省を生かし、中国向けの新規設計BEVとして誕生したのが2024年発売の「EZ-6」である。



長安汽車の「ディーパル」ブランドが販売するセダン「L07」をベースにしつつ、内外装はマツダのフィロソフィーにしたがって一新。乗り味といったドライビング・フィールも独自の味付けとなっている。

また、純電動のBEVだけでなく、発電用エンジンを搭載したEREV(レンジエクステンダー付きEV)モデルを用意したのも特筆すべき点だ。

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