2026.04.03

CARS

いわばSUVのSクラス! フラットプレーンV8を採用&大幅アップデートした「メルセデス・ベンツGLS」が姿を現す

メルセデス・ベンツのGLEシリーズと同時に、GLSも大幅にアップデート!

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3列7人乗りの大型SUVである「メルセデス・ベンツGLS」がマイナーチェンジを実施した。新型パワーユニットや、最新のデジタル技術を採用し、大幅なアップデートを果たしている。

クラウド・データでサスペンションを調整する!?


エクステリアは、メルセデスの最新ラインナップが続々導入している、スリー・ポインテッド・スターを象った前後ライトを採用。ヘッドライトは縦にふたつ、テールライトは横に3つ並べた。ヘッドライトはデザイン変更とともに照射範囲が約40%広がり、最大50%の省エネ化も実現。重量は25%以上削減している。

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フロント・グリルは、クロームの角張ったフレームと横方向のフィンを備える新形状で、フレームとエンブレムにイルミネーションを仕込んだ。



グリルの周囲には、電気自動車のEQモデルに見られるような、ヘッドライトとの連続性を持たせる黒いパネルを設置している。



インテリアは、スーパー・スクリーンを標準装備し、運転席と助手席の前、そしてセンターに31.2cm(12.3インチ)のディスプレイを配置する。ARヘッドアップディスプレイは、GLSとしては初採用だ。後席にも、29.5cm(11.6インチ)のフルHDディスプレイを2面設置した。



フロント・シートは、座面に振動を起こすモーターを4つ内蔵し、マッサージ機能を拡充。




リア・コンフォート・パッケージをオプション装備すると、2列目にも同様の機能が加わる。

オペレーション・システムは、MB.OSへ更新。AIを採り入れたMBUXからADASまで、車両各部を統合制御するとともに、メルセデス・ベンツ・インテリジェント・クラウドへの接続による頻繁なOTAアップデートや、クラウド・データを利用した車両制御などを可能にする。



興味深いのは、それが減衰制御に用いられるサスペンションだ。同時公開された「GLE」の改良モデルにも設定されるそれは、メルセデス・ベンツ・クラウドに蓄積された交通の障害となるものに関する情報をもとに、スピード・バンプなどの直前でダンパーをコントロールし、とくに後席の乗り心地を高める。



パワートレインは4種類で、全車4WDの4マティック仕様。トップエンドの“GLS 580”のフラットプレーン・クランクシャフトの4リットルV8は、改良前モデル比で20ps/20Nmアップの537ps/750Nmを発生。バランスシャフトを2本備え、回転のスムースさも追求した。

新開発の3リットル直列6気筒を積む“GLS 450”は、最高出力は従来同等の381psだが、最大トルクは12%アップの560Nmだ。電熱式キャタライザーを初採用した3リットル直列6気筒ディーゼルは2機種で“GLS 350d”と“GLS 450d”を設定。全車とも、23ps/205NmのISGを採用する。



先進のデジタル技術も駆使して、快適性のさらなる向上を目指すGLS。SUVのSクラスは、改良モデルでその面目躍如となりそうだ。

文=関 耕一郎 写真=メルセデス・ベンツ 編集=上田純一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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