2026.04.12

CARS

ハイブリッドになった新型ポルシェ911ターボSが日本初公開【オートモビルカウンシル2026】

日本初公開された992.2型ベースとなる新型911ターボS

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ポルシェは、千葉・幕張メッセで4月10日から12日までの3日間の日程で開催されたオートモビルカウンシル2026で、新型911ターボSのジャパンプレミアを実施した。水平対向エンジンに電動ターボとハイブリッドシステムを組み合わせた市販の911では史上最強となるモデルだ。

最高出力711ps


ツインターボT-ハイブリッドドライブと呼ばれるパワートレインは、電動ターボのeターボを2基搭載する3.6リッター水平対向6気筒と電気モーターを内蔵した8段DCT、1.9kWh高電圧バッテリーを組み合わせる。タービンとコンプレッサーは専用設計で、最高出力は711ps/6500〜7000rpm、最大トルクは800Nm/2300〜6000rpmを発生する。


ニュルのタイムを14秒短縮


先代の992.1型ターボSに対して61psの出力アップで、レスポンスも向上。従来型同様に四輪駆動を用いることで、加速タイムは0-100km/hが先代比0.2秒短縮の2.5秒、0-200km/hがマイナス0.5秒の8.4秒、最高速度は322km/hだ。開発時には、ニュルブルクリンクで7分3秒92を記録。先代モデルより約14秒も改善している。

セラミックコンポジットブレーキは標準装備で、フロントが420mm、リアは先代比20mm拡大の410mm。タイヤはフロントが従来どおりの255/35ZR20だが、リアを325/30ZR21へ10mm拡幅した。


電子制御デバイスを多数搭載


さらに、400Vシステムとハイブリッド用バッテリーにより、電気油圧制御式ダイナミックシャシーコントロールを標準装備。オプションのフロントアクスルリフトシステムも作動速度が向上している。

空力面では、可変フロントスポイラーリップや、伸縮および傾斜角が可変式のリアウイングを引き続き装備するのに加え、フロントにクーリングエアフラップとアクティブディフューザーを採用。空力効率がもっとも高いポジションでは、空気抵抗係数を先代より10%低減している。また、フロントディフューザーには、水飛沫からブレーキディスクを保護するウェットモードが設定される。


クーペのほかにカブリオレも用意


展示されたクーペの標準仕様は2シーターだが、リアシートは無償オプション。カブリオレは2+2となる。専用の仕立てとなるシートとドアパネルのエンボス加工は930ターボのデザイン要素を再解釈したもの。ステアリングの位置は左右いずれかを選択できる。

価格は、クーペが3635万円、カブリオレが3941万円。

オートモビルカウンシル2026は4月12日まで、千葉の幕張メッセで開催される。



文・写真=関 耕一郎 編集=新井一樹

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