2026.04.16

CARS

ジープ・ラングラーの宿敵でありジムニーと同じラダー・フレーム構造!! アメリカを代表するクロカン・モデル「フォード・ブロンコ」がアップグレードされ悪路向けオプションが復活

ジムニーと同じラダー・フレーム構造のジープ・ラングラーのライバルでもあるこの丸目のクルマとは?

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フォードが、中型SUVの「ブロンコ」を改良。最大のトピックは“ワイルドトラック・パッケージ”の復活だ。

外圧でアメリカ車がやって来るならぜひ「ブロンコ」や「マスタング」も!


上位グレードである“バッドランズ”の10段AT仕様に追加できるこのオプション、販売終了以前は2ドアでも選択できたが、今回は4ドア専用設定として、再発売されることとなった。



ベースとなるのは、ビードロック・ホイールやマッドテレーン・タイヤ、FOX製インターナル・バイパス・ダンパーを備えたHOSS(ハイパフォーマンス・オフロード・スタビリティ・サスペンション)3.0などを含む、走破性を高めた“サスクワッチ・パッケージ”。これに、マット・ブラックのフード・デカールやブラック・グリルなどを加え、オフロード志向のユーザーへのアピールを強めた仕様だ。



このほか、新色のオレンジ・フューリー・メタリック・トライコートを追加。さらに中級グレードの“アウター・バンク”とハイ・パフォーマンス仕様の“ラプター”にペイント・ルーフの設定、キーパッド式キーレス・エントリーのセキュリティ・コード追加といった変更を実施している。



……と説明されても、フォードが日本撤退して久しい今、現行のラインナップにはピンとこないという声も多いだろう。そもそも「ブロンコ」と聞いて反応するのは、この手のクルマがかなり好きな御仁だけかもしれない。



そもそも「ブロンコ」は1966年、野生化種の仔馬にちなむ車名のとおり、小型SUVとして誕生。アーリー・ブロンコと呼ばれるこの初代は、ジープCJなどと並びアメリカを代表するクロカン・モデルだった。現行モデルの丸型ライトを用いた愛嬌ある顔立ちは、この初代をモチーフとしている。



1978年登場の2代目以降は、フルサイズSUVへと転身。以降、1996年の生産終了まで、5世代を数えるフォードの定番モデルだった。



現行モデルは2020年発売だが、伝統の車名復活が2017年に発表され、往年のモデルのファンを喜ばせた。初代とも、先代までとも異なり中型クラスで蘇った6代目は、2.3リットル直列4気筒と2.7リットルV6を設定。初代から用意されていたV8は姿を消すが、2022年に424psの3リットルV6ツイン・ターボを積む高性能版の“ラプター”が追加された。



ラダー・フレームの本格クロカンで、初代同様の脱着可能なドアとルーフを備える「ブロンコ」は、ジープ・ラングラーのライバル的存在。



日本へは並行輸入されているが、この「ブロンコ」と、やや小ぶりなモノコックSUVの「ブロンコ・スポーツ」、そして「マスタング」あたりを引っ提げてフォード再上陸となれば、アメ車好きに限らず食指が動くクルマ好きも少なくないのではないだろうか。

文=関 耕一郎 写真=フォード 編集=上田純一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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