オイスター(ロレックス初の防水時計)100周年という節目と同時に発表されたのは、ホワイトエナメルダイアルのコスモグラフ デイトナ、新世代となったヨットマスター II、新しい「ジュビリーゴールド」を採用したデイデイトだ。
グラデーションが美しい!新ダイアルのデイトジャスト
オイスタースチールとホワイトゴールドベゼルを組み合わせたホワイトロレゾールモデルにグラデーションが美しい、エレガントなグリーンラッカーのダイアルを備えたデイトジャスト 41が発表された。

このオンブレダイアルは、ベースプレートにグリーンラッカーを塗布した後、同心円状にブラックラッカーをスプレーすることで色のグラデーションを作り出している。

また、ロレックス公式サイトを見るとデイトジャスト36と41は、計100種類以上ものモデルが新作として登場している。ダイアルのデザインが新しくなるなど、デイトジャストはバリエーションがさらに充実した。
新世代ヨットマスター IIが登場!新機構のムーブメントで使いやすくなった
ヨットマスター IIは、ヨットレースのスタート時に必要なカウントダウン機能「レガッタクロノグラフ」を搭載したモデルだ。ヨットレースに特化したプロフェッショナルモデルとなっている。

カウントダウンスケールは、フランジ上に表示され、レガッタクロノグラフはリューズと同じ側面に配置された2時位置と4時位置のプッシュボタンで操作する。
そして、新しくなったヨットマスター IIの大きな特徴が、レガッタクロノグラフを動かしたときに、カウントダウン分針と秒針が反時計回りに動く機能を採用している点だ。

ロレックス初となる反時計回りに動くカウントダウン機構は、従来モデルのように回転ベゼルを使うリングコマンドシステムではなく、プッシャー操作だけで簡単にプログラムできるようになっている。
なお、新しいヨットマスター IIのムーブメントは、前モデルに搭載されていたキャリバー4161の進化版となるキャリバー4162。この新しいムーブメントのカウントダウン機構は特許出願中だ。

新しいヨットマスター IIは、オイスタースチールと18Kイエローゴールドの2モデルがラインナップされている。
新しいオリジナル18金「ジュビリーゴールド」を使った特別なデイデイト 40
ロレックスの新しい18Kゴールド「ジュビリーゴールド」を採用したデイデイト 40は、柔らかなイエロー、温かみのあるグレー、ソフトなピンクのトーンで輝くロレックス独自の合金が美しい特別なモデルだ。

ダイアルに鮮やかなライトグリーンのアベンチュリンをカットした天然石を採用し、アワーマーカーに10個のバゲットカットダイヤモンドが飾られている。
こだわりのベゼルとホワイトエナメルダイアル!特別なコスモグラフ デイトナも登場
コスモグラフ デイトナの特別モデルとして登場したのが、コスモグラフ デイトナ初となるオイスタースチールとプラチナを組み合わせたロレジウムのバージョンだ。また、メタリックの光沢を放つ新色ダークグレーのセラクロムベゼルを採用しているのも特徴だ。

ロレックスは、この新色ベゼルのために、タングステンカーバイドで強化されたジルコニアで構成される特殊なセラミックを開発し、特許を出願した。
ベゼルに刻まれているタキメーターの目盛りの数字は、1963年に登場した初代デイトナと同様に水平に表示されている。

ダイアルはホワイトエナメルで、グラン・フー技法を用いて作られている。グラン・フー(高温)技法とは、水と混ぜたエナメル粉末を塗布した後、800℃以上に加熱した窯に入れることからその名が付けられた。
一般的なエナメルダイアルは、金属のベース板に液体のエナメル混合物を塗布して焼き上げる。しかし、特別なコスモグラフ デイトナに採用されているエナメルダイアルは、セラミックプレート(ダイアル用1枚とカウンター用3枚)にコーティングをして、ガラス化焼成後に真鍮のベース板に取り付ける方法を用いている。つまり、計4枚のエナメルプレートを焼成した後に、金属のベース板に取り付けるという製法にこだわったダイアルということだ。

新色ダークグレーのセラクロムベゼル、新デザインのタキメーター、ホワイトエナメルダイアルを備えた特別なデイトナは、トランスパレントケースバック(シースルーバック)により、イエローゴールド製のカットアウトローターをはじめとするムーブメント(Cal.4131)を見ることができる。
2026年から高精度クロノメーターの基準が追加!より良い時計づくりを目指すロレックス
ロレックスは、2026年に独自のSuperlative Chronometer(高精度クロノメーター)認定を強化した。
新たに追加されたテスト基準は、耐磁性・信頼性・持続可能性の3つ。これは、2015年にこの認定の再定義が行われた際に確立された、精度・防水性能・自動巻・自律性(パワーリザーブ)の基準を補完するものだ。つまり、クロノメーター(COSC)より厳しい認定だ。

ロレックス独自の高精度クロノメーター(日差-2秒〜+2秒以内)をそのままに、より厳しいテストを追加したことからも、今後は高精度かつ、耐磁性が高く、より信頼性の高い時計がづくりがされるのは間違いないだろう。
1926年に登場したオイスター(防水時計)100周年となる節目の2026年。ロレックスは、新たなモデルをラインナップとともに、より信頼性の高い時計づくりをする基盤を整えた。このような新しい取り組みの数々からも、2026年はロレックスの新時代の幕開けの年といえるだろう。
【ロレックス2026年新作】オイスター パーペチュアルにゴールド登場!天然石と組み合わせた上品なモデルは身に着けたい1本文・編集=齊藤優太
(ENGINE Webオリジナル)