2026.05.16

CARS

幼き日に『西部警察』で観た「スーパーZ」の活躍が忘れられない!1982年式S130型フェアレディZのオーナーが語る不思議な縁【オールフェアレディZミーティング2026】

1982年式のS130型フェアレディZとオーナーの篠崎大輔さん。

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富士スピードウェイのモビリタを会場とし、去る5月5日に開催された『オールフェアレディZミーティング2026』。全国各地から2051台のフェアレディZオーナーが大集結した“世界最大のZミーティング”の会場から、今回は人気TVドラマの西部警察に魅せられたS130型Zのオーナーを紹介しよう。

再放送を見てスイッチがパチンと入った

2代目のフェアレディZとなるS130型は1978年にデビューした。先代のイメージをそのまま踏襲していたが、ボディの外板は新設計で、より空力を追求したスタイルとなった。



S130型といえば、日産車が活躍するポリスアクションTVドラマ『西部警察』に登場したことでも有名だ。

1982年式のフェアレディZで『オールフェアレディZミーティング2026』に参加した篠崎大輔さん(取材時年齢45歳)も、大門部長刑事を中心とした大門軍団の刑事たちと、木暮課長が凶悪犯罪に立ち向かう西部警察に魅せられたファンのひとりで、S130型を選んだ理由を伺ったら、まず、このように話してくれた。

「西部警察の放送が始まったのが1979年で、私は1980年9月26日に生まれました。西部警察の劇中車としてS130型フェアレディZをベースとした「スーパーZ」が初めて登場したのは1982年9月26日だったので、ちょうど2歳の誕生日だったんですよ」



外装色がゴールドとブラックのツートンカラーで、ガルウィングドアや催涙弾発射装置を装備するなど、大門軍団のハイスペックマシンとして大々的にモディファイされていたスーパーZは、西部警察PART-IIの第15話『ニューフェイス!!西部機動軍団』で鮮烈デビュー。

篠崎さんは幼児だったが、親と一緒に西部警察を観ていたそうで、スーパーZの活躍ぶりがしっかり脳裏に焼きついていた。

三つ子の魂百までという言葉があるが、2009年に石原裕次郎さんの23回忌記念としてテレビ朝日系列各局で西部警察ベストセレクションが放送され、それを観たときに篠崎さんの中でS130型フェアレディZが欲しいスイッチがパチンと入ったのだという。

「大人になって改めて西部警察を観たらスーパーZが本当にカッコよくて、あぁ~、そういえば子どもの頃にS130型のことが好きだったなぁ~とシミジミ想いました。それで、すぐさま買えそうな個体を探し始め、2010年に1台目となるS130型を購入しました」



2010年に買った最初のS130型フェアレディZは3年間だけ乗って手放し、2台目として迎え入れたのがHKS製の後付けターボを装着している今回の取材個体であった。

「一台目は外装色がグレイッシュグリーンの1982年式で、2014年に購入した2台目も同じ年式です。今朝、コンピューターの接点不良で不調になり、友人に手伝ってもらってリレーの接触をよくしました。それでなんとかココまで走ってくることができましたが、また同じ症状が出たら富士スピードウェイからの帰り道もちょっと不安ですね」

愛車の状態を心配しながらも笑顔で話してくれた篠崎さんは、自身の2歳の誕生日となった1982年9月26日が劇中車好きにとって希有な日であったことも教えてくれた。



「西部警察PART-IIの1982年9月26日放送回では、スーパーZと一緒にDR30型スカイラインをベースとしたマシンRSも初登場したんですよ。それだけではなく、人工知能を搭載し、主演のマイケル・ナイトと犯罪に立ち向かったナイトライダーのK.I.T.T.(キット)もアメリカで1982年9月26日に初めて登場しました。西部警察もナイトライダーもテレビドラマの枠を超えた派手なアクションシーンやカースタントなどで視聴者を魅了しましたね」



映像作品や自身の誕生日をきっかけとしてクルマ好きになった人がたくさんいると思うが、西部警察と9月26日にこだわり、S130型フェアレディZに乗り続けている篠崎さんの心酔具合はひと際特別なモノだった。これからも走り続けてほしいので、コンピューターの接点不良が難なく解消することを願っている。

文・写真=高桑秀典

(ENGINE Webオリジナル)
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