2026.05.19

CARS

実は中国で最大のシェアを誇るフォルクスワーゲン|中国市場に投入した3車種で勝ち続けられるか?【北京モーターショー2026】

フォルクスワーゲンが中国市場に新たに投入する3車種をお披露目した

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地元企業であるBYD、ジーリーに続き、中国市場において第3位のシェア(2025年時点)を誇るフォルクスワーゲン。2026年4月下旬に開催された「北京モーターショー2026」では、ニューモデル3車種を公開。その詳細を現地から自動車ライターの加藤ヒロトがリポートする。

現地開発に力を入れシェアを取り戻せるか

中国市場で中国勢にシェアを奪われているのはドイツ勢も例外ではない。例えば、フォルクスワーゲン(以下、VW)は中国が外資を迎え入れた1980年代後半に、先陣を切って参入したメーカーのひとつとして認識されている。

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中国の人民と社会におけるモータリゼーションを前進させた大きな存在だが、近年は販売台数が減少。2017年では通年で311.5万台を販売していたのが、2025年は188.8万台となった。

3つの合弁会社が共同で1つのブースに集結した。

それでも中国国内における販売シェアはBYD、ジーリーに続き、第3位のシェアと、外資系メーカーでは最大となっている。それだけVWにおける中国市場は重要なポジションなのだ。

販売を落としたのは中国メーカーの技術力と品質向上が大前提としてあるが、VWに限った話で言えば、中国メーカーが赤字覚悟で投入するEVに対抗できる商品を揃えられていなかったことも要因だ。

2021年に発売したコンパクトBEV「ID.3」は月間1万台前後を売り上げた時期もあったが、現在は月2000台前後にまで落ち着いている。

2021年に発売したコンパクトBEV「ID.3」

そんなVWは外資系メーカーのトレンドである「現地開発」に本腰を入れ、中国メーカーの技術やプラットフォームを取り入れた開発を進めている。

VWは現在、上海汽車との「上汽VW」、第一汽車との「一汽VW」、そして江淮汽車(JAC)との「VW安徽」の3つの合弁会社を展開しており、2026年4月下旬の北京モーターショー2026では各社から「ID. ERA 9X」「ID. AURA T6」「ID. UNYX 08」の3台をお披露目した。

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