2026.05.19

CARS

実は中国で最大のシェアを誇るフォルクスワーゲン|中国市場に投入した3車種で勝ち続けられるか?【北京モーターショー2026】

フォルクスワーゲンが中国市場に新たに投入する3車種をお披露目した

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コストを抑えながら市場のツボを抑えた開発を行う

ID. ERA 9XはVW最大のSUVであると同時に、初のEREV(レンジエクステンダー付きEV)である。

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上汽VWが製造・販売する「ID. ERA 9X」

サイズは全長5207×全幅1997×全高1810mm(ホイールベース3070mm)と驚異の全長5.2メートル超で、実際に対面するとその迫力は凄まじい。

ボンネットの下には発電専用に新設計されたEA211型1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを宿し、容量65.2kWhのバッテリーは出力509hpの前後モーターへ電気を送る。

EREV技術においてトップに立つ新興EVメーカー「理想」は、15年の歴史を誇るEA211型エンジンを使用したことに対して「時代遅れのユニット」と評したが、裏を返せば信頼性重視の判断とも言えるだろう。

左右一体型テールが未来的な印象を演出する。

開発は合弁相手である上海汽車と共同ですすめられ、プラットフォームは上海汽車の電動ブランド「IM(智己)」が手がける「LS9」の流用とも言われている。

室内は2+2+2レイアウトの計6人乗りとなるが、従来の3列SUVよりも各乗員のスペースが確保されており、ミニバンとSUVを融合させたような印象だ。

現地で試乗した際、エアサスペンションに由来する走りはとてもしなやかで、他の中国メーカーが搭載するものよりも緻密にチューニングされていると感じた。

一方、一汽VWのBEV「ID. AURA T6」はID. ERA 9Xよりも小さめで、サイズ感や全高の低いフォルムは中国専売SUV「タヴェンダー」のような印象だ。

一汽VWが製造・販売する「ID. AURA T6」

新興EVメーカー「シャオペン(小鵬)」と共同開発した「CEA(China Electronic Architecture)」を採用や、自動運転ベンチャー「ホライゾン・ロボティクス(地平線)」との合弁会社「CARIZON」を通して開発したレベル2+のハンズオン自動運転を搭載するなどして、コストと開発期間を抑えながら中国の需要に応えたモデルとなる。

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