2026.05.19

CARS

実は中国で最大のシェアを誇るフォルクスワーゲン|中国市場に投入した3車種で勝ち続けられるか?【北京モーターショー2026】

フォルクスワーゲンが中国市場に新たに投入する3車種をお披露目した

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今後は中国生産モデルの世界展開もあるか

この2車種と少し方向性が異なるのが「ID. UNYX」シリーズだ。ID. UNYXは都市部の若年層をターゲットにしており、専用の金色エンブレムを冠するほか、専用の店舗も設けるブランディングを展開している。

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現在は最初のモデル「06」をはじめ、中型セダン「07」、大型SUV「08」、そして北京モーターショー2026開催前夜に公開された大型セダン「09」の計4モデルを擁する。

VW安徽が製造する「ID. UNYX 08」

VWによれば、ID. UNYX 08はシャオペンと共同開発して誕生した初のモデルとなる。

プラットフォームはシャオペンの大型SUV「G9」の流用といくつかの中国メディアは報道しており、遅れて投入されるID. UNYX 07やID. AURA T6からCEAプラットフォームが採用される形だ。

エクステリアはID. UNYX 06/07と異なり、刀のようなデイライトが特徴的で、フェイス前端はハンマーヘッドのように鋭く切り落とされている。

VW安徽が製造する「ID. UNYX 08」

全長5000mm×全幅1954mm×全高1672mm(ホイールベース:3030mm)の大型SUVではあるが、スタイリングはロングノーズと低いルーフラインの組み合わせで、ステーションワゴンのようにも感じられる。

トップグレードでは容量95kWhのLFPバッテリーと出力496hpのツインモーターを搭載、一回の充電で700km(CLTCモード値)を走れるとしている。

ブレンボ製対向4-potフロントキャリパーも採用しているので制動力は安心できるが、そもそもの話、このクラスのSUVにここまでのハイパワーが必要かは少し疑問に思ってしまう。

刀のようなデイライトが特徴的だ。

VWの3車種に対する注目は高く、地元・北京の自動車メディアは「前衛的なデザインは慣れるのに時間がかかるかもしれないが、クルマ自体の完成度はどれも高く市場の需要にも合致しているので、割と良い販売を記録するのではないか」と筆者に対して語ってくれた。

一方でID. UNYX 08に関してはID. UNYX店舗の数がそもそも少なく、認知度の向上が今後の課題とした。VWは2026年中にグループ全体で20以上のEVを中国でローンチするという新たな方針を示し、中国で開発した車種の輸出も広げていくことだろう。

文・写真=加藤ヒロト

(ENGINE WEBオリジナル)

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