2026.05.23

WATCHES

【実機レビュー】バッグに付ける?首からかける?話題の「ロイヤルポップ」は見るとほしくなる!

行列ができるほど話題となったロイヤルポップ

全ての画像を見る
2026年5月16日の発売日にショップの前に大行列ができるほど話題となったAudemars Piguet(オーデマ・ピゲ)とSwatch(スウォッチ)の初コラボモデル「Royal Pop(ロイヤルポップ)」。時計の付け方の概念を覆すコレクションとして登場したロイヤルポップは、実際に手に取ってみると“完成度が高い”と感じられるだけでなく、“ほしい!”と思わせるほどの魅力があるモデルだ。 

ロイヤル・オークの8角形スタイルをカラフルな8色で展開するロイヤルポップ

「実際に時計を見たり手に取ったりするとほしくなる」というのは時計好きによくあることだ。今回のオーデマ・ピゲ × スウォッチのコラボレーションモデルであるロイヤルポップもまさにその1つ。

advertisement




実際にロイヤルポップを目の前にすると、ロイヤル・オークの特徴を忠実に再現したバイオセラミック製の発色のいいカラフルなモデルがズラリと並んでいた。

オーデマ・ピゲを代表するモデルであり、ラグジュアリースポーツ(ラグスポ)を象徴するロイヤル・オークは、8角形のベゼル、8本のベゼルに埋め込まれたビス、タペストリー模様のダイアルなど、アイコニックなデザインの時計だ。

ロイヤルポップは、このロイヤル・オークの特徴をバイオセラミック製のケース、ベゼル、ビスなどで忠実に再現している。また、ロイヤル・オークにもあるベゼルとケースバックに施された縦のサテン仕上げもロイヤルポップで採用されている。



ベゼルおよびケースバックにある6角形の8つのビスは、別パーツとして作られケースに溶接されている。なお、ホワイトのモデルには、8つすべて異なるカラーのビスが採用されているが、カラーの順番は決まっていない。つまり、同じ時計であっても、ビスのカラー配置はそれぞれ異なるということだ。ちなみに、ベゼルとケースバックでもビスのカラーの順番はバラバラとなる。

カラーバリエーションは全8色。それぞれのモデル名に「8」という名称が入っているのも面白い。



【ロイヤルポップのカラーバリエーション】
・OTTO ROSSO(イタリア語:赤の8)
・HUIT BLANC(フランス語:白の8)
・GREEN EIGHT(英語:緑の8)
・BLAUE ACHT(ドイツ語:青の8)
・ORENJI HACHI(日本語:オレンジの8)
・LAN BA(中国語:青の8)
・OCHO NEGRO(スペイン語:黒の8)
・OTG ROZ(ルーマニア語:ピンクの8)
※ルーマニア語で“8”を調べると“OPT”。時計のモデルが“OTG”となっている理由は不明

ベゼルには縦のサテン仕上げが施されている

実際にロイヤルポップを手に取ってみると、ロイヤル・オークの特徴を細かく再現していることがわかる。ホームページなどの画像で見る以上にクオリティと完成度が高い。この細部へのこだわりは、実機でなければわからない部分でもあるため、少しでもロイヤルポップに興味があるなら、正規販売店の店頭に置かれている時計を見ることをおすすめする。

オーデマ・ピゲと同じヒゲゼンマイを採用しているスウォッチのムーブメント「システム51」

オーデマ・ピゲとスウォッチの異例ともいえるコラボレーションに驚いていたり疑問に思っていたりする人も多いだろう。しかし、オーデマ・ピゲとスウォッチは以前から関係性があった。



ロイヤルポップに搭載されるムーブメント「システム51」に採用されているヒゲゼンマイ(Nivachron)は、オーデマ・ピゲと共同開発されたものだ。また、オーデマ・ピゲの一部モデルにも、このヒゲゼンマイが採用されている。このような関係性があるからこそ、今回のコラボが実現したといえる。

また、オーデマ・ピゲのイラリア・レスタCEOは、「なぜ、このコラボレーションをしたかというと、コラボレーションが表す喜びと大胆さが素晴らしいものだからです。大胆さは、しばしば、イノベーションや新しいアイデアの出発点となり、また、若い世代を含むより幅広い層に、違った形で時計作りを体感してもらえるからです」とコメント。

加えて、オーデマ・ピゲは、今回のコラボレーション・ウォッチの売上金の全額を時計製造の職人技の保存と継承を支援する取り組みの資金に充てることとしている。

バッグに着ける?置き時計にする?ネックレスとして着ける?好みのスタイルで楽しめるロイヤルポップ

ロイヤルポップは、懐中時計のように使うことができるポケットウォッチだ。また、パンツのベルトループ、バッグ、クルマや家などキーホルダーとして着けることもできる。

カバンにロイヤル・ポップを付けたイメージ

さらに、別売りのランヤード(ストラップ)を購入すれば、首からかけて使うことができたり、よりポップなカラーリングで時計を着けることも可能だ。加えて、取り外し可能な小型スタンド(別売り)を使えばデスクウォッチにもなる。

ロイヤル・ポップをクルマのスマートキーに付けたイメージ

ロイヤルポップは「時計の付け方の概念を覆す」というキャッチコピーどおりの使い方ができるモデルだ。実際にロイヤルポップを手にとったとき、「バッグのアクセサリーとして着けたり、カギと一緒に付けたり、デスク上の時計として置いたりできそう」と感じた。

数量限定ではないが発売期間は不明!手に入れたいのであれば定期的にストアで確認

正規販売店に行列ができるほど話題となっているロイヤルポップは数量限定ではない。が、実際にいくつかの店舗に「ロイヤルポップはありますか?」と聞いてみると、「あいにく現在在庫がなく、入荷予定の目処も立っていません。ただ、ロイヤルポップは数量限定ではないため、落ち着いたら購入できる可能性は高いです。もし、希望のカラーが決まっているようであれば、もう少し待った方がよいと思います」とのことだった。

ランヤードを付け替えると印象が変わる

ロイヤルポップは数量限定ではないが、いつまで販売が継続されるかはわからない。さまざまな付け方で楽しめるカラフルなポケットウォッチの購入を検討しているのであれば、定期的にロイヤルポップを扱っている店舗に問い合わせて入荷されているか確認するしかないだろう。

ランヤードから外した状態

ただし、先述したとおり数量限定販売ではないため、諦めずに問い合わせていれば購入はできるはずだ。時計のコレクションやファッションアイテムの1つとして、ロイヤルポップを手に入れたいのであれば、長期戦になることを覚悟しておく必要がありそうだ。

細部まで再現されている様子がわかるダイアル

【ロイヤルポップの主なスペック】
・ケース素材:Bioceramic(AP×Swatchコラボのロゴをあしらったクラウン、六角ビスとホルダークリップ)
・ケース直径:40.0mm(クリップなしの場合)、44.2mm×53.2mm(クリップに取り付けた場合) 
・ケース厚さ:8.4mm
・ムーブメント:SISTEM51機械式ムーブメント(手巻き)、90時間パワーリザーブ、耐磁性Nivachronヒゲゼンマイ、レーザー技術を用いた工場出荷時の精密調整、ムーブメントの一部が見えるサファイアクリスタル製ケースバック
・防水性能:2気圧 
・風防:サファイアクリスタル製、反射防止コーティング、Royal Popロゴをあしらったディスプレイケースバック
・ダイアル:タペストリー模様、AP×SwatchコラボのロゴとRoyal Popロゴ
※LAN BAとOTG ROZはスモールセコンド付き
・針とインデックス:グレードAスーパールミノバ(ブルーの発光)
・ベゼル:Bioceramic製の8角形ベゼル。縦方向のサテン仕上げ、8本のBioceramic製の六角ビス
・ランヤード(ストラップ):カーフスキン製ランヤード(標準装備:18cm)、コントラストステッチ入り
※別売り:ランヤード=S(18cm)、M(32cm)、L(42cm)/小型スタンド

文・編集=齊藤優太

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement